【マレーシア情報】10月の動向 解散・総選挙が11月19日に決定!

次期総選挙の投票日が11月19日に決まりました。
マレーシアの政治経済に色々と動きがあろうかと思えます。
次期首相が誰になるか?注目したいところです。

選挙関係

ナジブ氏の長男 下院議員候補者に不適格

収監されているナジブ元首相の長男であるニザル・ナジブ氏は下院議員候補者としては経験が不足している —— 統一マレー人国民組織(UMNO)のパハン州プカン支部のザムリ・ラムリ副支部長が述べた。候補者として不適格との認識を示し、ナジブ元首相の選挙区候補者を別の人にあてたい考えを示した。

ナジブ氏の長男 下院議員候補者に不適格

アンワル氏 ペラ州選挙区で刺客として出馬へ

人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム総裁は下院議会選挙でペラ州タンブン選挙区から出馬すると10月20日に表明した。

アンワル氏 ペラ州選挙区で刺客として出馬へ

次期総選挙の投票日 11月19日に

選挙管理委員会(EC)は10月20日、連邦下院議会解散に伴う総選挙の投票日を11月19日(土)にすると決定した。
告示日は11月5日(土)。

次期総選挙の投票日 11月19日に

UMNO支部会議 イスマイル氏を首相に推薦

与党の統一マレー人国民戦線(UMNO)の支部会議はこのほど、下院議会選挙後の首相候補としてイスマイル・サブリ現首相を支持する動議を可決した。ほとんどの支部で支持を得られ、与党が勝利した場合は引き続き続投するとみられる。

UMNO支部会議 イスマイル氏を首相に推薦

総選挙 新型コロナの軽症者は投票可能

保健省のノール・ヒシャム衛生総監は10月13日、新型コロナウィルスに感染して無症状や軽症者は投票が可能と述べた。ただ、選挙管理委員会(EC)の標準運用手順(SOP)を厳格に守る必要があるとも説明した。

総選挙 新型コロナの軽症者は投票可能

マハティール元首相 下院選の出馬を表明

マハティール元首相(97)は10月11日、次期下院選でクダ州ランカウィ島選挙区から出馬すると表明した。

マハティール元首相 下院選の出馬を表明

首相 下院議会の解散を表明 60日以内に選挙へ

イスマイル・サブリ首相は10月10日午後、下院議会の解散を表明した。
これに伴い、60日以内に選挙が行われる。

首相 下院議会の解散を表明 60日以内に選挙へ

疾病関係

オミクロン株亜種のXBB 国内で確認

カイリ・ジャマルディン保健相は10月21日、新型コロナウイルスのオミクロン株亜種のXBBが国内で数例検出されたことを明らかにした。

オミクロン株亜種のXBB 国内で確認

出生・死亡統計が発表=コロナの影響示す結果に

マレーシア統計局は、2021年の出生・死亡者数に関する統計を発表した。
出生数は43万9,744人で、2020年(47万1,504人)に比べ6.7%減少した。減少率でみると過去10年間で最も高い。人口1000人あたりの普通出生率(CBR)は2020年の14.5から13.5へ低下した。

出生・死亡統計が発表=コロナの影響示す結果に

9月末のデング熱感染者数 スランゴール州が最多

保健省のノール・ヒシャム衛生総監は10月6日、第39週目(9月25日~10月1日)のデング熱感染者数の最多はスランゴール州だったことを明らかにした。

9月末のデング熱感染者数 スランゴール州が最多

政治経済

9月のインフレ率、4.5%増に減速

マレーシア統計局は10月21日、2022年9月のインフレ率が前年同月比4.5%増となったと発表した。8月の4.7%増からインフレが減速した格好だ。食品価格が8月の7.2%増から6.8%増へと伸びが緩やかとなったことが主因だ。

9月のインフレ率、4.5%増に減速

2023年予算案 年末に議会へ再提出へ

イスマイル・サブリ首相は10月17日、今月9日に発表した2023年度予算案を年末までに再提出すると述べた。下院議会は10日に解散されたため、予算案の審議もされておらず、首相は「議論して承認を得る必要がある」とも語った。

2023年予算案 年末に議会へ再提出へ

8月の失業率 3.7%=前月から横ばい

マレーシア統計局は、2022年8月の失業率が3.7%となったと明らかにした。7月から横ばいで依然雇用状況は良好だ。
サービス業では、特に飲食サービス、卸売・小売、管理・支援サービスといった業種で雇用の増加傾向が続いている。製造業と建設業でも同様の傾向が見られた。一方で、農業と鉱業・採石業では雇用減少が続いている。

8月の失業率 3.7%=前月から横ばい

卸売・小売業の販売額 8月は33.7%拡大

マレーシア統計局は10月12日2022年8月の卸売・小売業の販売額が1337億リンギとなり、前年同月比33.7%拡大したと発表した。このプラス成長は、自動車がおよそ3倍近くに伸びた他、小売業34.5%、卸売業16.0%と、すべてのサブ指数で伸びたことによる。

卸売・小売業の販売額 8月は33.7%拡大

8月の鉱工業生産 13.6%上昇

マレーシア統計局は10月12日、2022年8月の鉱工業生産が前年同月比13.6%拡大したと発表した。サブ指数のうち、製造業が15.2%、電力が10.0%、鉱業が8.0%いずれも伸びたため。

8月の鉱工業生産 13.6%上昇

IMF 今年のマレーシアのGDP5.4%に上方修正

国際通貨基金(IMF)は10月12日、2022年のマレーシアの国内総生産(GDP)成長率予測を5.1%から5.4%に引き上げた。
IMFは今年7月に当初の予測5.6%から5.1%に下方修正していたが、3か月ほどで上方修正したことになる。

IMF 今年のマレーシアのGDP5.4%に上方修正

マレーシア、TPPを批准=9カ国目

マレーシア政府は10月5日付で環太平洋連携協定(CPTPP)の批准手続きを終えたと明らかにした。

マレーシア、TPPを批准=9カ国目

2023年度予算案を発表 過去最高の3723億リンギを計上

トゥンク・ザフルル財務相は10月7日午後、2023年国家予算案を発表した。計上額は昨年の3321億リンギを上回る3723億リンギとなった。予算額としては過去最高となった。

2023年度予算案を発表 過去最高の3723億リンギを計上

CPTPP 11月29日に発効へ=通産相

アズミン・アリ通産相は10月6日、日本も含めた環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)がマレーシア国内での関連法改正が整ったため、11月29日に発効すると国会で述べた。

CPTPP 11月29日に発効へ=通産相

渡航関係

バティックエアが日本へ乗り入れも=3路線を申請

マレーシア航空委員会(MAVCOM)が10月に発表した航空交通権(ATR)の申請内容によると、バティックエア(旧マリンドエア)がマレーシアから日本への乗り入れを目指しているようだ。

バティックエアが日本へ乗り入れも=3路線を申請

マレーシア航空、11月から東京2空港行きを増便

マレーシア航空は、東京便を11月から増便する。クアラルンプール〜羽田間を週3往復(現在は週2往復)とするほか、成田へは1日1往復(現在は5往復)とする。いずれも新鋭機種のエアバスA350-900が投入される。

マレーシア航空、11月から東京2空港行きを増便

入管局のビザ申請サイト、ようやく復活

これまで「技術的なメンテナンス」を理由に9月26日以来停止していた出入国管理局ビザ申請サイトの機能がこのほどようやく復活した。

入管局のビザ申請サイト、ようやく復活

eVisaのポータル 不具合で9月末から停止

査証を扱う出入国管理局のカイルル・ザイミー局長は10月17日、オンライン上で査証を申請するeVisaのポータルサイトが不具合で9月26日から停止していることを明らかにした。

eVisaのポータル 不具合で9月末から停止

中国〜シンガポール鉄道にマレーシアも積極関与=ウィン運輸相

ウィー・カーション運輸相は、マレーシアも経由することになるシンガポール〜中国・昆明間をつなぐ鉄道の完成に向けた共同作業に継続して参加する意向であることを改めて述べた。

中国〜シンガポール鉄道にマレーシアも積極関与=ウィン運輸相

JALとマレーシア航空の日本発共通運賃が発表に

マレーシア政府観光局日本事務所によると、JAL、マレーシア航空のどちらも使える東京発クアラルンプール行き往復直行便の航空券について、6万5,000円(燃油サーチャージ別)という運賃が発表されている。

JALとマレーシア航空の日本発共通運賃が発表に

プレミアム・ビザ・プログラム 1万人余りの枠承認

先に発表された富裕層向けのマレーシア・プレミアム・ビザ・プログラム(PVIP)に16の代理店を経由し、合計1万300人に対し枠が承認された。

プレミアム・ビザ・プログラム 1万人余りの枠承認

マレーシア政観総局長、日本人市場に期待

ツーリズム・マレーシア(マレーシア政府観光局)のザイヌディン・ワハブ総局長は、先に東京で行われた旅行博「ツーリズムEXPOジャパン2022」(9月22―25日)に参加するために来日した。

マレーシア政観総局長、日本人市場に期待

国内交通

DBKL 電動スクーターなどの許可を検討

クアラルンプール市役所(DBKL)は、走行が禁止されている電動スクーターやモペットを許可することを検討している。マハディ・チェ・ガ市長が10月27日に述べた。

DBKL 電動スクーターなどの許可を検討

KLIA2でのタクシーなど 入場料で2リンギ課金

クアラルンプール国際空港(KLIA)ターミナル2でタクシーや配車サービスに対して「入場料」として10月22日から2リンギが追加されることになった。この金額は利用者に課金されているようだ。

KLIA2でのタクシーなど 入場料で2リンギ課金

KLIA2の客待ち車への入場料金、業界団体が不満

クアラルンプール国際空港 の第2ターミナル(KLIA2)に乗客のピックアップのために乗り入れする配車サービス(e-hailing)の車に対し、1回につき2リンギの「入場料金」が課せられることが決まったが、これについて業界団体は「客待ちをして良い猶予時間を設けてほしい」と訴えている。

KLIA2の客待ち車への入場料金、業界団体が不満

ダマンサラ・シャーアラム高速道路が開通

ダマンサラ・シャーアラム高速道路(DASH)が10月13日に開通した。全長20.1キロで、タマン・トゥン・ドクター・イスマイル(TTDI)地区近くのプンチャラ・リンクからスランゴール州シャーアラムのプンチャック・プルダナまでの区間。首都圏の東西を接続する高速道路となった。

ダマンサラ・シャーアラム高速道路が開通

プトラジャヤ線のフェーズ2 開業に向け最終試運転

開業に向けて準備が進んでいるMRTプトラジャヤ線のフェーズ2区間での試運転が10月10日に始まった。12月までの予定で、本格運行に向けさまざまなテストを行う。

プトラジャヤ線のフェーズ2 開業に向け最終試運転

進出日系企業・日本関係

茨城の高校生が育てたブドウ、マレーシアの販売に向け出荷

日本の高校生が育てた高級ブドウのシャインマスカットがマレーシアのスーパーに並ぶ運びとなった。

茨城の高校生が育てたブドウ、マレーシアの販売に向け出荷

ペナン総領事に川口伊靖氏が着任=折笠前領事はパラオへ

日本外務省は10月25日付人事で、前ペナン総領事だった折笠弘維氏を、駐パラオ大使に任命すると発表した。一方、新しいペナン総領事として川口伊靖氏が着任した。

ペナン総領事に川口伊靖氏が着任=折笠前領事はパラオへ

パビリオン・ブキッジャリルに「TOKYO TOWN」がオープン

ショッピングモールのパビリオン・ブキッジャリルに、日本の食、小売り、芸術、文化を紹介する新しい日本マーケット「TOKYO TOWN」が10月19日にオープンした。

パビリオン・ブキッジャリルに「TOKYO TOWN」がオープン

NEC、地場社と共にイミグレ向けデジタルシステム導入

NECは10月18日、マレーシア現地法人のNECマレーシアが、現地企業のアイリス(Iris)インフォメーション・テクノロジー・システムズ(IITS)と共に、「国家統合出入国管理システム(National Integrated Immigration System (NIIse)」プロジェクトにおけるマルチモーダル生体認証システムと出入国自動ゲートを内務省に提供すると発表した。NIIseは内務省が主導するプロジェクトで、入国管理局の出入国管理業務をデジタル化するもの。

NEC、地場社と共にイミグレ向けデジタルシステム導入

日本映画祭、クチンでも開幕式

国際交流基金(ジャパンファンデーション)の日本映画祭(JFF2022)がサラワク州でも開幕を迎えた。

日本映画祭、クチンでも開幕式

マレーシアの注目ニュース

女装男性20人を逮捕 イスラム法違反で

連邦直轄区イスラム局は10月29日午後10時ごろ、女装男性20人を逮捕した。イスラム法に違反したため。

女装男性20人を逮捕 イスラム法違反で

飲食店のメニュー カロリー表示の試験実施へ

カイリ・ジャマルディン保健相は10月12日、飲食店のメニューにカロリー表示を記載するプロジェクトを来年初めから開始すると述べた。これは実現可能性を評価するためで、同省内にあるファーストフード店やカフェから始める。

飲食店のメニュー カロリー表示の試験実施へ

クダ州 野外コンサートは全面禁止に決定

クダ州政府は州内での野外コンサートを全面的に禁止することを決定した。
同州の観光・芸術文化委員会のモハマド・フィルダウス委員長(州の閣僚に相当)が10月8日に述べた。

クダ州 野外コンサートは全面禁止に決定

MACC 女性の汚職関連容疑者の増加に懸念

汚職取締庁(MACC)のアザム・バキ長官は10月3日、汚職で逮捕される女性の人数が近年増加していることに懸念を示した。

MACC 女性の汚職関連容疑者の増加に懸念

ストーカー防止の刑法改正案 下院で可決

ストーカー行為防止の刑法改正案が10月3日、下院で全会一致で可決した。近く上院に送付され、成立する見通し。

ストーカー防止の刑法改正案 下院で可決

情報提供:桜リクルート社マレーシア / Mega Global Media (M) S/B

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