【海外就職 マレーシア】クアラルンプールの日系企業で働く予定のMさん(女性・30代前半)

東南アジアで現地採用として働く日本人の皆さんの声をお届けする「海外就職成功者インタビュー」、今回はマレーシアの日系企業で働く予定のMさんに、就職の経緯などをお聞きしました。

メキシコ、ラスコロラダス(撮影/ご紹介:Mさん)
今回写真はMさんの印象に残った海外の風景をいただき、掲載

海外就職先にマレーシアを選んだ理由は?

今回海外就職するにあたって、何か今までと違うことにチャレンジしてみたいと思いました。

マレーシアは色々な人が住み、様々な文化が交わる国だと思いますので、新しいことにチャレンジするのにとてもいい環境と思ったからです。

また、私自身アジアの料理が好きなので、そこもポイントだったかもしれません。

仕事の経験を教えてください。

これまで英語講師や翻訳、会社の事務員などをしておりました。主に英語を使う仕事を続けてきました。

マレーシアで予定されているお仕事の経験はありましたか?

今まで働いてきたところとは違う分野となります。

事務業務も担当しますので、その経験自体はありますが、それに加えて、未経験の営業やマーケティングにも関わることになる予定です。

今までとは違うことにチャレンジできることを、楽しみにしています。

マレーシアの就職が決まるまでの活動期間や内容を教えてください。

最近はネット上で就職活動ができるので、2週間ほどで就職がスムーズに決まりました。

仕事は求人サイトで探し、そこから人材紹介会社に繋がり、書類審査やウェブ面接などがありました。

実際は就職先を含めて3社受け、ありがたいことに3社から内定をいただきました。

最終的にこの会社を決めた理由は、将来性と社風がいいなと思えたからです。
3回の面接があり、私の上司になる方々や、現地法人責任者の方ともお話をさせていただき、大変雰囲気が良かったのが決め手でした。自分の言いたいことや質問ができ、(言い方が不適切かもしれませんが)とても楽しく面接させていただきました。

人材紹介会社の方とも2回の面接をして、就職活動中は手厚くサポートしていただきました。

マレーシアで働く為に必要なのは何と思われますか?

マレーシアではまだ実際に働いていませんが、以前に海外で働いていた経験から言えるのは、やはりその土地柄を理解することでしょうか。

日本のように同僚や上司が丁寧に自分を見てくれているとは限りません。
疑問や相談事があった場合などは自分から積極的に話したり、質問したり、コミュニケーションをとることは大切だと思います。

文化的な面でどうしても煩わしく感じる部分が出てくるとは思いますが、そこをどう上手に折り合いをつけていくかというのも大事になってくると思います。

現在どのような資格をお持ちですか?

資格は普通自動車運転免許と英検準一級。ずいぶん昔ですが、TOEICは900点以上を取得したことがあります。

過去に海外の経験はございますか?

大学時代にアメリカに1学期間の語学留学、春休み中にオーストラリアで2ヶ月のインターシップを行いました。
大学卒業後には約11ヶ月間ソロバックパッカーとして色々な国を旅しました。
その中でも、訪れたスペインに惚れ込み、ワーキングホリデーで1年滞在しました。

アメリカはコロラド州というロッキーマウンテンが非常に綺麗に見える大学で留学。

景色は素敵ですが、冬は雪深く、また突然降ることもあり、前の日はとても綺麗な秋晴れだったのに、その一晩で20cm以上雪が積もった時にはさすがにびっくりしました。

スペインに惹かれた理由はその食文化にあります。

私はお酒とご飯を友人達と嗜むのが大好きで、日本でもよく休日はそうやって過ごすのですが、スペインにもバー文化(はしご酒文化?)があります。

友人達と楽しく過ごしながらバーを転々として、お酒とタパス(スペインのツマミみたいな小皿料理)を楽しむのです。スペイン内でも地方ごとに有名なお酒や料理がありますので、これは是非とも住んで経験したいと思い、ワーキングホリデーを決めました。

かなり意識的に英語を勉強されていますが、そのきっかけ・動機などを教えてください。

10歳くらいの頃に英語という、日本語と全く違う言語をちゃんと意識するようになり、とても興味を持ちました。
文字も違う、話し方も全然違う・・・・・・そういうことが私には面白かったんです。

また、当時歌手の宇多田ヒカルさんを見て、聴いて、「めちゃくちゃかっこいい!絶対英語が喋れるようになりたい!」と幼いながらに思いました。

そこから、勉強すればするほどに惹かれ、今では英語だけでなく、言語というものに興味があり、旅行をしていても現地の言語に目がいってしまいます。

ちなみに、大学では外国語学部に入り、英語について勉強しました。

休日はどう過ごしていますか?

休日は家族や友達とどこかへ出かけるか、長期の休みがある時には一人旅に出ることも多いです。

お住まいはどうされる予定ですか?

マレーシアで住む時には、家具付きのコンドミニアムを借りようと考えています。

マレーシアの印象を教えてください。

KL(クアラルンプール)には、以前に一度だけ行ったことがありますが、食のバラエティがたくさんあってとても楽しかったです。
バスやモノレールなども走っているので、観光名所にはアクセスしやすく、モールなどもたくさんあるので、生活しやすいのかなと考えます。

寒い気候が苦手なので、年中暖かいというのもうれしいポイントです。

虫というか蚊が多いのは、高温多湿の地域は仕方のないことだと思いますが、アリや蚊は厄介ですね。

これからマレーシアで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?

繰り返しになってしまうかもしれませんが、お国柄を理解することは大変重要だと思いますし、自分の今までやってきたこと、経験したことに自信をもって、就職活動にチャレンジされるとよいかと。

新しいことにチャレンジする時には楽しみだけではなく、不安もありますが、勇気をもってトライすることで、間違いなく、いい経験としての結果が得られます。本当にこれでよいのかと悩むこと、考えることはもちろん大切ですが、今を大事にして、今がそれをすべき時だと感じるのならば、やってみることをおすすめします。

また、マレーシアで就職となると、英語は重宝すると思います。

将来の目標や夢をお教え下さい。

目標といいますか、いつも思っていることはStay happyです。自分だけでなく、たくさんの人にそうなってほしいと思っています。
これまでは旅をするなど、自分の幸せや楽しさばかりに焦点をあてていましたが、今回は営業の方のお仕事もさせてもらえるので、誰かの幸せや喜びに貢献できるような人間になれればと考えています。

また、語学を勉強することが好きなので、マレーシアに行った際にはマレー語や中国語も勉強したいなと考えています。

インタビューを終えて

語学という武器を持ってマレーシア就職を決められたMさん。
チャレンジという気持ちを支える土台に、積み重ねた日々の努力を感じさせるインタビューでした。

楽しみと不安というものは、海外生活を送るにあたって、より身近に感じるものですが、大事なのは「やってみること」

皆さんもMさんのように、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

掲載写真:メキシコ、ラスコロラダス
ピンクの塩田と空のコントラストが美しかったです。
メキシコのユカタン半島には1ヶ月ほど滞在して、色々な場所を訪れました(撮影/ご紹介:Mさん)。

 

(インタビュー:2022年6月)

 

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当記事取材協力は、マレーシアの海外就職人材紹介会社桜リクルート社マレーシア

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