【マレーシア情報】規制の現状とワクチン接種動向
マレーシアでは、8月16日にムヒディン首相が辞任、8月21日にイスマイル・サブリ氏がマレーシア連邦第9代首相に就任しました。
イスマイル氏 第9代首相に就任-2021/08/21
政治的な動きはありましたが、新型コロナ対策=経済政策は、前政権の方針を引き続き進めていくものだと思われます。
では、8月の動きを見てみましょう。
国家復興計画の現在と規制詳細について
「国家回復計画(国家復興計画)」及び強化された活動制限令(EMCO)の対象地域
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_09022021.html「国家回復計画(国家復興計画)」第一段階の規制(SOP)の詳細
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_30052021A.html「国家回復計画(国家復興計画)」第二段階の規制(SOP)の詳細
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_06072021A.html*マレーシア日本大使館情報(随時更新)にて詳細をご確認ください。
マレーシアのコロナ政策
KLなど首都圏 近く2期目に移行か-2021/08/30
イスマイル・サブリ首相は、首都圏でのワクチン接種率が成人人口の89・5%(28日現在)に達したため、「国家復興計画」の2期目に近く移行させたい考えを示した。
1期目地域のSOP 飲食店の規定など発表-2021/08/21
国家安全保障協議会は、「国家復興計画」の1期目の地域の新たな標準運用手順(SOP)を発表した。20日から適用。
KLやスランゴールなど ワクチン接種完了者の飲食を許可-2021/08/19
ムヒディン暫定首相は、クアラルンプールやスランゴール州など「国家復興計画」の1期目の地域でワクチン接種完了者の飲食店での飲食を許可すると発表した。20日から適用。
1期目と2期目で一部経済セクターの再開を許可=首相-2021/08/15
ムヒディン首相は、「国家復興計画」の1期目と2期目の地域での経済セクターの一部の再開を認めると発表。
首相 ワクチン接種完了者の緩和策を発表-2021/08/08
ムヒディン首相は、ワクチン接種完了者に対する緩和策を発表した。10日から適用。
3~4期目への移行の指標を一部変更=担当相-2021/08/07
トゥンク・ザフルル財務相兼国家復興計画調整担当相は、3期目と4期目への移行の指標に感染者の重症者数を考慮することに変更。
サラワク州など3地域 4日から3期目に移行-2021/08/03
ムヒディン首相は、サラワク州・ペルリス州・連邦直轄区ラブアン島を「国家復興計画」の3期目に4日から移行させると発表。
ワクチン接種について
ペナン州 9月初めまでに成人全員が接種-2021/08/31
ペナン州保健局は、新型コロナウイルスの新規感染者数が9月第3週目までに減っていくだろうとの見通しを示した。
この頃までには州内の18歳以上の成人全員が少なくとも1回目の接種を終わらせられているためと説明。
首都圏の接種センター33カ所を閉鎖へ-2021/08/25
「ほとんどの住民が接種を終えたため」と閉鎖理由を説明。
マレーシア国籍で接種を受けていない人は予約なしでの接種を一部で受けられる。ただ、外国人の予約なし接種は22日で終わり、以後は同委員会サイトや新型コロナ関連アプリ「MySejahtera」で予約。
「口コミで回ってくる接種情報は本当?」=移動接種プログラムの申し込みについて-2021/08/17
この接種対応は、Mymedic@Wilayah Mobile Vaccine Truck programmeと呼ばれるもの。
接種に必要な各種機材を積んだトラックが団地や集落などに臨時の拠点を設けて打つ「移動接種プログラム」。
接種されるワクチンは概ねファイザー製が使用される。
ワクチン接種完了者 総人口の約32%に-2021/08/16
アニュアル・ムサ連邦直轄区相は、クアラルンプールの成人人口の85%にあたる約150万人がワクチン接種を終えたことに明らかに。
日本発行のワクチン証明データのMySejahteraアプリへの移管-2021/08/16
日本で発行が始まった新型コロナワクチンの接種証明書について、在マレーシア日本大使館は、マレーシアの保健当局から日本でのワクチン接種データをMySejahteraアプリへの移管方法について回答を得たと公表。
外国人への無予約接種はBukit Jalilスタジアムへ-2021/08/14
外国人への「ウォークイン(無予約)接種」、8月22日までBukit Jalilスタジアムでのみ実施。
日本発行のワクチン証明、隔離緩和措置に適用-2021/08/12
外国で取得したワクチン接種証明書についても、国際入国地点(KLIA等)で自宅隔離のために利用することが可能。
「永住者」や「MM2H」以外の者(例えばEP1やEP2)についても、同緩和措置の対象。
首相 10月末に成人の80%の接種完了に自信-2021/08/11
ムヒディン首相は、今年10月末までに成人人口の80%のワクチン接種を完了させられると自信を示した。
保健省 モデルナ製ワクチンの承認-2021/08/06
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は、米モデルナ社製ワクチンを条件付き登録承認したと発表。
首都圏で予約なし接種を開始 22日まで-2021/08/02
新型コロナ・ワクチン接種タスクフォースは、8月2日から首都圏の8つの大規模接種センターで予約なしの接種を受け付けると発表。
必ず最新の情報を入手して行動をするようにしてください。
情報提供:桜リクルート社マレーシア / Mega Global Media (M) S/B