新型コロナウイルスからの復興計画を進めていた国家復興評議会が12月21日に解散（アンワル・イブラヒム首相が発表）したこと。これにてマレーシア政府のコロナ禍への対応は、ひと段落したとも言っても過言ではありません。

有権者の年齢が引き下げられた今回の総選挙では、マハティール元首相や複数の現職閣僚の落選などもあり、政権交代にもつながる反面、過半数を得た政党がないという今回も政権基盤が安定しない組閣となりました。

政府系ファンド1MDB関連の不正流用事件で連邦裁判所で有罪が確定したナジブ元首相（69）が8月23日夕方にスランゴール州カジャン刑務所に収監されました。

７月は日本で安倍元首相の殺害事件があり、海外から弔意が届けられる中、日本と関係の深いマレーシアからもマハティール元首相が日本を訪れるなどされました。イスマイル・サブリ首相がコロナ患者再拡大しても「再び経済封鎖を行う予定はない」と明言、マレーシアのこれからの方針を明確化したものとして、とらえられます。

規制緩和後のマレーシアについて、今後は項目ごとに広く話題を掲載していきたいと考えます。
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マレーシアも物価上昇は避けられず、鶏肉などは輸出停止の措置が取られます。

マレーシアでは、5月1日から大幅な規制緩和が行われます。入国の手続くも変更があります。

長かった新型コロナ下での国境措置の引き締めが、ついに緩和される時がきました。
また、隣国シンガポールとの陸路往来も開放されます。