マレーシアの人材紹介会社EPSコンサルタント安藤さんに伺いました。

マレーシアでの日本人の求人市場動向についてお聞かせください。

ASEAN加盟諸国の中でもマレーシアは、その経済成長率の高さやインフラ整備の充実からも東南アジアのハブとして非常に魅力的なポテンシャルのある国です。

マレーシア政府が積極的に外資企業の誘致を支援していることから、国内には様々な多国籍企業が在籍しており、今後もその進出の流れは継続していくでしょう。

また、多くの日系企業や日本人のクライアントを対象としたビジネスも展開しています。

そのためカスタマーサービスに加え、営業職や管理職といった幅広い職種にて企業側からの日本人を求める声は非常に高く、一年を通して常に採用ニーズがあります。

日本人を採用することで、企業側も日本と同じようなきめ細かで丁寧なサービスを提供することが出来、クライアントからの信頼を得やすいというメリットがあります。

マレーシアで海外就職する利点・欠点をご説明ください。

日本人がマレーシアで就職する最大のメリットは、そのダイバーシティな環境において英語で仕事が出来ることでしょうか。

多民族国家で外国人の受け入れも比較的容易であり、共に仕事をすることで英語力の向上が図れます。

そして日本とは異なる物事の考え方やビジネスの進め方を経験出来るため、柔軟な思考や対応を身につけられるメリットもあります。

また、日本国内の約半分から1/3の安い生活費でより高い生活水準で暮らすことが出来るため、事実、マレーシアは財団法人ロングステイ財団の調査によると、12年連続(2006年~2017年)日本人の住みたい国の1位に選ばれています。

就職を考える上でこの暮らしやすさは大きな強みになるでしょう。

デメリットとしては、多民族ゆえ日本独自のやり方や考え方に固執してしまうと、なかなか思い通りにいかずストレスがたまることも多くあります。

時間にルーズであったり、短期間で担当者が変わってしまうジョブローテンションの多さについては出来るだけ柔軟な対応を心がけていかないと、最初は苦戦される方も多いでしょう。

マレーシアで海外就職を成功させるのに必要なものは何でしょうか?

  • 日常会話以上の英語力
  • 役職で求められる学歴、一定期間以上の職歴と仕事のスキルを有していること
  • 仕事での結果を出し続けていくという強いメンタル、タフネス
  • 一つのやり方に固執せず、視野を広く持つこと

マレーシアでは、社内文書やメールは基本的に英語であり、英語でのコミュニケーションは最低条件だと言えるでしょう。

そして、マレーシアでの就職は短期間であっても就労ビザの取得が必要であるため、その役職で求められる学歴、仕事の能力または一定期間以上の職歴が取得の条件となっています。

それに加え、第二新卒や中途採用である場合、企業からは即戦力を求められるケースが多いため、仕事での結果を出し続けるために必要な強いメンタルやタフネスは、海外就職を成功させるための重要なファクターとなるでしょう。

EPSマレーシアのサービスについてお聞かせください。

EPS Consultantsは、マレーシアで2002年よりリクルートメント事業を開始いたしました。

ASEAN地域を中心にマレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、そして東京を含め幅広く事業を展開しております。

弊社は人材紹介分野での受賞歴もあり、20年以上の実績のあるスペシャリストとして業界をリードしてきました。

採用代行およびアウトソーシングサービスを的確な方法でご提供し、ローカル企業様だけでなく、外資企業様、政府機関様を含む数多くのクライアント様の信頼にお応えしています。

一般・専門・管理職向けの人材採用、マネージドサービス、人材派遣、採用代行サービス (RPO) などの総合的なリクルートメントおよびアウトソーシング・ソリューションをご提供いたします。

この度は、貴重なインタビューの機会をいただきましてありがとうございます。

求職中の方や採用担当の方のご支援をさせて頂ければと思います。

どうぞお気軽にいつでもご相談ください。

マレーシアの海外就職は、EPS コンサルタント

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