パソナマレーシアの渡名喜(となき)さんに伺いました。
マレーシアでの日本人の求人市場動向についてお聞かせください。
日系企業が、給与の高い日本人をあえて採用する目的は、大きく以下の3つです。
① お客様が日本人のため、日本語対応・日本人のきめ細やかな対応が求められる場合(営業職・カスタマーサービス職)
② 日本人の作業の細かさ、正確性など仕事のスタイルを求める場合(秘書・経理などの事務職)
③ 特殊で専門性の高い技術・知識を求める場合(エンジニア、IT、設計、会計士など)
日本人の大卒で20代~30代中盤、職制でいうと担当レベルからプレイングマネージャークラスのお問い合わせが多いです。
英語は、社内コミュニケーションレベル(TOEIC700点以上)であれば、業種・職種問わず、仕事のチャンスがあります!
海外で日本人を採用する目的は、日本人のお客様に対して日本人のきめ細やかな対応をして欲しいということが多いので、特にBtoBの営業職, BtoCのカスタマーサポート職は、とても高いニーズがあります!
マレーシアで就職する利点・欠点をご説明ください。
メリット:
① 【英語力が上達する!】
アジアで英語力は第2位、英語初心者に優しく、公私共に英語を利用することが非常に多いため、ご自身の努力で英語力を上げられる環境です!
② 【超絶!多民族国家】
同じマレーシア人でも、マレー系・中華系・インド系のマレーシア人と分かれており、文化・食事・宗教・言葉も違いがあります。
またマレーシアでは、欧米から中東、東アジア、東南アジアから多数の外国人が仕事や学業等で移住しており、色んな国の人と知り合うことが出来ます。
③ 【プライベートも充実!】
比較的仕事とプライベートに区別があり(残業をしない・プライベートの時間を多くもてる・仕事終了後のお客様とのお付き合いがない等)、中心地ではお洒落なカフェ、バーストリート、超大型ショッピングモールなどがあるのでアフター5も充実です。
またAir Asia=マレーシアの航空会社なので、北は北海道から、オーストラリア、インド、アジアの国に、激安で行けます!
旅行好きの人は、ほぼ毎月いろんな国に出掛けています。
デメリット:
① 社員教育は制度が確立されている企業が多くなく、短期のOJT後に担当顧客を持つ等、日本で働くより早期で現場担当に就くケースが多い。
② 外国籍人材として、現地のマレーシア人より比較的高い給与が支給される為、現地マレーシア社員よりも高いパフォーマンスが早期で求められる。
マレーシアで海外就職を成功させるのに必要なものは何でしょうか?
日本人としての“特徴”を活かして就職活動をされる事が成功率を高める一つのポイントになります。
日系企業の責任者の方々は、日本人の“仕事”の対して、信頼性が高く、日系企業の商流を理解し、“日本人らしい”コミュニケーションの取り方、“日本人らしい”仕事の進め方を、海外で体現できる方が求められております。
またレジュメや、メールの内容・対応、これがしっかりしている方は、ほぼ内定を勝ち取っています。
例えば、、、
・レジュメのフォントがめちゃくちゃだと…『この人は丁寧な仕事が出来ないな…』
・証明写真が、セルフィーだったり正式な写真ではない…『少し一般的な感覚が違うのかな…』
・メールの返事が遅い…『仕事の進め方、レスポンスは大丈夫かな…?』となります。
丁寧に、且つ適切なスピードで双方にとって心地の良い選考に出来るようにしたいですね。
パソナマレーシアのサービスについてお聞かせください。
パソナグループは、世界14ヶ国、54拠点を構える、日系エージェントNo,1のネットワークを持っています。
また海外での紹介ビジネスも30年以上の実績があるので、海外就職を成功させるノウハウがあります!
パソナマレーシアでは現在日系企業様の人材募集のサポートを中心に、幅広いHRサービスを展開しています。
研修教育サービス、採用アウトソーシング、人事労務ホットラインサービス、適性検査(内田クレペリン検査)、HR関連セミナーでの情報提供をしております。
ベストセラーではなく、ロングセラー企業として、企業様のHR・総務関連のお悩みにワンストップで対応できるよう、今後も現サービスのブラッシュアップをしながら、サービスメニューを拡大しております。
『転職』は、人生の転機です。その大事な転機を任せて頂けることを、とても嬉しく思っている会社です。
今後のキャリアプランを一緒に考え、作り、またマレーシアでの生活環境を含めてご相談・アドバイスをさせていただいております。
何かお困りな事があれば、パソナまで一度お気軽にご連絡ください!
マレーシアの海外就職は、パソナマレーシア