マレーシアの人材紹介会社リーラコーエン・マレーシアの康さんに伺いました。
マレーシアの人材紹介会社リーラコーエン・マレーシアの康さんに伺いました。
●マレーシアの現状とそこで日本人が働くということについてお聞かせください。
アジアのハブとなるマレーシアには多くの多国籍企業が集まり、多民族国家であることからも、ビジネスはグローバル化している中、特にITやサービス系企業の進出が目立ちます。
異文化コミュニケーションを日常で体験しビジネスを作り出し、マネジメント力を身に付けることができるため、日本国内で仕事をする観点と比較し、国内では経験できないようなことが毎日起こり、刺激的で、且つ新たな発見をすることができます。
より広い視野と価値観の構築において、非常に魅力的な環境だと思います。
グローバル社会になってゆく中、最終的には「人」のマネジメントが大きなポイントとなるので、このような環境に若いうちから身を置き、言語・文化・宗教など、様々な要素を超えたビジネススキルを身に付けることが非常に大切です。
●企業の求める人材とは?
一言でいうと、「即戦力」となる方を求めております。
グローバル化のつながりとしてローカルコミュニティに溶け込み、日本人の良い面での「働く」という観点・姿勢を取り入れながら、シナジーを作り出せるような方です。
また、覚悟をもって海外に来る人たちを企業は歓迎しますね。
社会人英語留学など、離職をしてまでも海外就職するために英語を学びに行く、という覚悟を持った姿勢・意気込みを持つ方や、成長意欲のある方を求めています。
●これからマレーシアで働く人へのアドバイスをお願いします。
スピード感をもって就職活動を行うことです。
日本国内の転職事情とは異なるので、その国の感覚に臨機応変に対応することですね。
たくさんの求職者様の就職支援を行っておりますが、「私にはこの経験がないから応募しない」「この会社のイメージがつかないから応募しない」など、どの会社に応募するか、という点に様々な理由をつけて、自ら海外就職の入り口を狭めてしまう方も中にはいらっしゃいます。
「仕事は変えられる」という概念が日本の文化には浸透しておりませんが、海外就職を機に、新しいことに挑戦し、自分自身に気づきを与えましょう。
せっかくの海外だからこそ、未経験でも応募できる求人は意外に多くあるので、まずは「自分を受け入れてくれる」企業へどんどん書類応募をし、選択肢を手元に多く持っておくことが、成功する海外就職の進め方の一つだと思います。
●御社のサービスについてお聞かせください。
リーラコーエンは、東南アジア(シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、台湾)に拠点を置き、このネットワークを強みとし、スピード感をもって対応します。
当社には現地採用で働く日本人スタッフが多く、マレーシア就職のイロハから生活環境のお話まで、多方面でマレーシアのリアルな情報をご提供いたします。
マレーシア就労の実体験から学んだ、ノウハウや現実など、様々な分野でアドバイスを行っております。
「マレーシアに来てよかった!海外就職してよかった!」と満足していただけるサービス、企業にとっても満足できるサービスを提供できるよう心掛けております。
(インタビュー’16年11月)