【海外就職 マレーシア】地元企業で働くMさん(女性・20代後半)
東南アジアで現地採用として働く日本人の皆さんの声をお届けする「海外就職成功者インタビュー」、今回はマレーシアの地元企業で働く20代の女性にお話を伺いました。
海外就職先に「マレーシア」を選んだ理由は?
一年中温暖な気候で、物価が安く、英語が通じる国であることがその理由です。
そういう国の中でも、マレーシアは他と比べてはるかに英語が通じると聞いたからです。
マレーシアの就職先での仕事内容について教えてください。
地元企業のコールセンターで働いています。
具体的な業務は、日本のお客様からのお問い合わせに対して日本語で回答・ご案内をしています。
就職先の仕事内容・同職務経験の有無は?
未経験です。
日本やマレーシアでの就労経験をお教えください。
マレーシアでの就労経験はこれが初めてで、日本では接客業で受付を担当していました。
マレーシアでの就職活動期間は、どのくらいでしたか?
実際に面接を受けに行く事が困難だったので、まずはインターネットを利用しました。
マレーシアでの仕事をインターネットを使って探し、人材紹介会社に履歴書を送り、1週間程度で返信を受け取り、そこからやりとりがスタートしました。
求人募集を代行されていた人材紹介会社の方とは、LINEでのやりとりの後、LINE通話で面接。
これを無事通過して、就職先の人事担当者にご紹介されるという手順。
総じて、1ヶ月程でマレーシアでの就職が決まりました。
マレーシアで働くために必要なのは?
少しのお金と休日に遊ぶための体力です。
とは言え、まず必要なのは、マレーシアに行くという決断力です。
やはりこれがないと、何も前には進めません。
現在どのような資格をお持ちですか?
特別なものは、持っていません。
過去に海外の経験はございますか(留学、就学、旅行など)?
大学時代、アメリカに1ヵ月の短期語学留学をしました。
マレーシアでの休日はどう過ごしていますか?
会社の同僚とバトミントンをしたり、買物に出かけたり、旅行に行ったりしています。
マレーシアでのお住まいはどうされていますか?
会社から徒歩15分くらいのところで、ひとり暮らしをしています。
日本でのひとり暮らしとは比べものにならないくらい、心地よい暮らしができています。
マレーシアのどこか好きですか?嫌いですか?
マレーシアの気候、人柄、料理全てが好きです。
敢えて嫌なところを言うのであれば、雨と雷がすごいです。
これからマレーシアで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?
取り敢えず、まずは旅行でもいいので来てみてください。
マレーシアがどういうところか?気候・食べ物・移動手段など、ご自身で確認されることをお勧めいたします。
移動手段は、電車等のインフラは整っており、GRAB(タクシーの代わりのアプリ配車サービス)という便利なものもありますが、ご自身の目で体験するのが一番です。
インタビューを終えて
英語力を上げ、世界中の人と友達になりたいとおっしゃるMさん。
インタビューのやり取りの中でも、マレーシアを心底好きなことがわかりました(ご回答の中では、敢えて嫌いなところも聞いてみました)。
過去のお話を聞いた方の中で、今回注目したのは、海外就職活動にLINEを使われたという初めてのケースだったこと。
今までの既成概念にとらわれない、Mさんの柔軟さ・器用さを感じました。
海外就職の情報収集・通信手段として、使用できるデジタル・ツールが複数あります。
デジタル・ツールの有効活用により、日本に住みながらの海外就職が、より身近になるのだと実感しました。
掲載写真:友達と旅行に行った際にペナン島でたまたま見つけたウォールアートです。ペナン島はいたるところにウォールアートがたくさんあり、ウォールアートを見つけながら散歩するのがとても楽しいです。(撮影/ご紹介:Mさん)
(インタビュー:2019年4月)
たくさんの日本人が東南アジアの求人に出会い、現地で就職しています。
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当記事取材協力は、マレーシアの海外就職人材紹介会社アジアリクルート