【海外就職 マレーシア クアラルンプール】日系企業で働くMさん(女性・30代前半)
マレーシア(KL)の日系メーカーで働くMさんに、お話を伺いました。
●何故マレーシアで就職されましたか?
そもそも南国が大好きで、両親のマイセカンドホームビザの移住に伴い、私も数ある南国の中からマレーシアを選びました。
●入社した会社は日本企業ですか?
日本企業で、製造業です。
●現在の仕事の内容について教えてください。
生産部長や現地の長の通訳(英語)兼補佐です。
●(そのお仕事の)経験はありましたか?
ありませんでした。
●その前はどのような仕事をされていましたか?
受付業務などの接客業でした。
具体的には、ホテルのベル業務、旅行代理店の海外への添乗員、歯科医院での受け付けや助手も経験しました。
別途、受付業務としては、海外からのお客様の来客や外線での電話対応なども。
●就職が決まるまでの活動期間を教えてください。
2週間ほどで決まりました。
●具体的な活動方法はどのようになされましたか?
渡馬前から人材紹介会社3社にコンタクトを取り、登録をしましました。
マレーシア到着後、すぐに各社のオフィスに伺い、お仕事の紹介をいただき、検討し申し込み、その人材紹介会社が申し込んだ会社にオファーしてくれるという手順でした。
●マレーシアで働く為に必要なのは何と思われますか?
なぜ日本人でなければならないのか!と考えるところだと思います。
日本語堪能なマレーシア人ではなく日本人のあなたでなければならないと思わせるところだと思います。
英語力は必須でやる気と働かせて頂くという気持ちも大事だと思います。
●現在どのような資格をお持ちですか?
海外の添乗員資格とドライバーズライセンス(運転免許)、ヘルパー2級の資格です。
●過去に海外の経験はございますか?
海外添乗や、短大卒業後に行った2年間のカナダの学部留学経験がございます。
特にカナダへの留学では得たものが多いと感じています。
●休日はどう過ごしていますか?
趣味のサーフィンへ行ったり、お友達と食事に行ったりしています。
ショッピングです。
●お住まいはどうされていますか?
コンドミニアムに一人で住んでいます。
マレーシアでは、だいたいの方が誰かと住居をシェアーというよりも、コンドミニアムに一人で住んでいるようです。
面接時の交渉次第で、住宅手当・車手当・携帯代など会社負担になることもあります。
●マレーシアのどこが好きですか?嫌いですか?
自由な感じのところが大好きです。
人のことを気にせずにいられるところ 自分が自分でいられるところが好きです。
嫌いなところはありませんが、あえて言うならば人のことを気にしなすぎて、人の通るところをふさいで話こんじゃってる人々がいると、日本人ならすみませんといってすぐに道をあけてくれるのになぁって思うところです。
日本人なら少し気になってしまうかも、です。
●これからマレーシアで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?
誰にでも可能性はあります。私でも就職できたのだからチャンスを逃さず、恐れず、自分を信じてあまり難しく考えずとにかく行動することだと思っています。
できる!!!って自分が思えばできると私は思います。
心で負けずに頑張って欲しいと思います。
インタビューを終えて
海外(南国)で働くことが夢であったとおっしゃるMさん、まずはご両親のいらっしゃるマレーシアでその一歩を踏み出されました。
当地へ来られて数ヶ月経た現在、これからその場所での新たな夢を探して行きたいとのこと。
まだまだ自分のスキルアップを、この国マレーシアで実現させていきたいと飾り気なく率直にお答えいただきました。
「あきらめない」ということ、そして行動をおこすこと。
前向きな気持ちが大切なものだと感じさせられるインタビューでした。
今は通信手段が一昔前と比べ飛躍的に発展しています。
海外就職の手段として、日本からインターネットをフルに活用された例として参考になるMさんの経験だと思います。
(取材’10年5月)
(取材協力 桜リクルート社・マレーシア)
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