20世紀初頭から見る東南アジア各国

シンガポールではラッフルズ卿上陸200周年ということで、今年色々な記念行事が行われています。

SGO(Singapore Bicentennial Office) シンガポール200年祭事務局
公式サイト https://www.bicentennial.sg/

イギリス統治下にあったシンガポールのみならず、東南アジアは歴史的に植民地時代を経て今に至っています。

東南アジアで働く上で、各国にどのような植民地時代があったのか学ぶことは、その国を知ることです。

今回は、20世紀初頭の各国を見てみましょう。

イギリスの植民地 シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ミャンマー

シンガポール
1824年 正式に英国の植民地に
1832年 英国の海峡植民地の首都

マレーシア
1824年 英蘭協約によりマレー半島及びボルネオ島西北部を統治下

ブルネイ
1888年 英国と保護協定を結び,外交を英国が担う
1906年 英国の保護領

ミャンマー
1886年 英国領インドに編入

外務省ウェブサイト
シンガポール
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/singapore/data.html#section1
マレーシア
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/data.html#section1
ブルネイ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/brunei/data.html#section1
ミャンマー
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol93/index.html

フランスの植民地(仏領インドシナ) ベトナム、カンボジア、ラオス

ベトナム
1884年 ベトナムがフランスの保護国

カンボジア
1884年 フランス保護領

ラオス
1893年 フランスの植民地
1899年 フランス領インドシナ連邦に編入

外務省ウェブサイト
ベトナム
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vietnam/data.html#section1
カンボジア
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/cambodia/data.html#section1
総務省ウェブサイト
ラオス
http://www.soumu.go.jp/main_content/000537348.pdf

オランダの植民地 インドネシア

1799年 オランダ インドネシアを直接統治。

外務省ウェブサイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/data.html#section1

ポルトガルの植民地 東ティモール

1859年 リスボン条約で,ポルトガルとオランダの間でそれぞれ東西ティモールを分割

外務省ウェブサイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/easttimor/data.html#section1

アメリカ合衆国の植民地 フィリピン

1571年 スペインの統治開始
1898年 アメリカ合衆国の統治開始

外務省ウェブサイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/data.html#section1

唯一独立を保っていたのは、タイです。

タイで働く日本人が、タイ人は誇り高いと話題に出す時に、その理由を「植民地になっていない」言うこともあります。

タイ観光局ウェブサイト
https://www.thailandtravel.or.jp/about/history/

東南アジア各国の発展にともない、徐々に植民地当時の古い建物はその姿を消しつつありますが、各国に根付いた法制度・食文化、英語の普及率など、歴史的視点から眺めてみると、興味深いものが見えてくるはずです。

ご自身が働いている国、そして興味がある国はいかがでしょうか?

今も使われているミャンマー・ヤンゴン総合病院のビィクトリア様式の赤い建物は、イギリス統治時代に建てられたものです。

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