【各国比較】世界テロ指数(2018年版)に見る東南アジア各国
海外就職で気になるのは、やはり治安面。
今回は、世界テロ指数(Global Terrorism Index)2018から、東南アジア各国を見比べてみました。
世界テロ指数(Global Terrorism Index)とは、オーストラリアのシンクタンク「Institute for Economics and Peace」が毎年発表しているもので、過去にその国で起きたテロ事件(テロ事件の数・犠牲者数等)を参考に数値化したものです。
世界テロ指数(Global Terrorism Index)2018
http://visionofhumanity.org/app/uploads/2018/12/Global-Terrorism-Index-2018-1.pdf
世界テロ指数(Global Terrorism Index) 2018
10位 フィリピン |
17位 タイ |
24位 ミャンマー |
42位 インドネシア |
67位 日本 |
70位 マレーシア |
85位 ラオス |
104位 ベトナム |
135位 カンボジア |
138位 シンガポール *最低順位 |
*順位が高いほどテロ影響度が高い国、順位が低いほどテロ影響度が低い国です。
*目安として、日本の順位も記載しています。
さて、上記より日本よりもテロの影響度が高いとされているのが、フィリピン・タイ・ミャンマー・インドネシアです。
- フィリピンは、南部で「アブ・サヤフ・グループ」(ASG)によるテロ事件などが発生しています(関連情報 公安調査庁ウェブサイト http://www.moj.go.jp/psia/terrorism/index.html)。
- タイは、今後の民政化移行により政情がどうなるか?注目したいところです(関連記事 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20181211/k00/00m/030/214000c)。
- ミャンマーは、日本のマスコミでも大きく取り上げられているロヒンギャ問題を抱えています(関連記事 BBC https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-41605519)。
- インドネシアは、国内第2の都市スラバヤで起きたキリスト教会へのテロなどが起きています(関連記事 ニューズウィーク https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/11413.php)。
東南アジアの現状を、あらかじめ予備知識として知るには、公安調査庁の情報、日本外務省の安全情報をご参考にしてください。
- 公安調査庁 世界のテロ等発生状況
http://www.moj.go.jp/psia/terrorism/index.html
- 外務省安全ホームページ 東南アジア地域海外安全情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcareahazardinfo_11.html
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