第14回 ミャンマー・ヤンゴンでのタクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」の使い方 (Dream Job Myanmar)
ミンガラーバー!(ミャンマー語で、こんにちはの意。)
ヤンゴンに住む外国人にとって、最もポピュラーな交通手段はタクシー・・・・・・ですが、ほとんどのタクシーはメーターがついていません。
つまり、タクシードライバーと値段交渉することになるのですが、外国人は大抵は割高な料金を支払わさせられます。
そこで、ヤンゴンでも役立つアプリが「Grab (グラブ)」!
良心的な価格でタクシーの配車サービスが利用できます。
私の家からダウンタウンのショッピングモール Junction city(*)まで、休日の昼間に行くとします(片道約20分)。
路上でタクシーを捕まえると、3,500〜5,000チャット(約250〜355円) が請求されますが、グラブを使えば2,300〜2,800チャット (約162〜198円)で済みます。
*Junction City=ヤンゴンの観光地ボージョーアウンサンマーケットと道を挟んで反対側にある、ホテル併設の巨大なショッピングモール
ヤンゴンでの配車アプリの使い方
使い方は至ってシンプル。
まず、アプリをインストール後、Google、Facebook、携帯電話番号のいずれかを使えば、簡単にアカウント作成できます。
支払いは、現金かクレジットカードのどちらかを選択すればOK。
アプリを開くと、上の画面が表示されます。
青い点は出発地、赤い点は目的地です。主要な場所・道であれば、その名前を入力すると、住所が自動で確定します。
出発地と目的地が決まると、タクシーのタイプと金額が表示されます。
金額は渋滞状況などの要因で多少左右されます。
Bookを押してしばらく待てば、ドライバーが見つかります。
降車のタイミングで現金を渡せば大丈夫です。
メールよりも断然電話派のミャンマー人。
配車が決まると、ほとんどのドライバーはミャンマー語で電話を掛けてきて、あなたの出発地と目的地を聞いてきます。
ミャンマー語が分からなければ、外国人であることを英語で伝えて、片言の英語か自動翻訳機能付きのメッセージ(*)に変えるのを待ちましょう。
*メッセージ機能 (GrabChat グラブチャット)は、ドライバーとマッチングした後に使用可能になる機能です。ユーザーのアプリ画面右下に、メッセージのアイコンが表示されるので、そこをクリックすると使用できます。ドライバーによっては、ユーザーがミャンマー語を話せないと分かると、このメッセージ機能を使ってユーザーに連絡してきます。ミャンマー語と英語の自動翻訳機能が搭載されているので、意思疎通が楽になります。
ヤンゴンでのGrab(グラブ) タクシータイプは全部で3つ
GrabShare(グラブシェア), GrabTaxi(グラブタクシー), GrabTaxi Plus(グラブタクシープラス)です。
GrabShare(グラブシェア)
グラブシェアは、目的地が同じ方向のユーザーと、車をシェアして移動します。
金額は一番安いです。
GrabTaxi(グラブタクシー)
グラブタクシーは、通常のタクシーと同じ。
GrabTaxi Plus(グラブタクシープラス)
GrabTaxi Plus(グラブタクシープラス)は、グラブタクシーの中で評価の高いドライバーが運転するタクシーです。
綺麗な車で、車内の空気も良いそう。
ヤンゴンのGrab(グラブ)には、ポイント制度があります。
グラブに乗り続けるとポイントが溜まり、タクシー・レストラン・ファストフード店など、様々な割引券・クーポンが手に入ります。
写真はロッテリアのクーポンで、フライドチキン1つとペプシコーラがもらえます。
ヤンゴンのGrab(グラブ)タクシー車内で忘れ物をしたら?
もし車内に忘れ物をしたら、真っ先にドライバーに電話しましょう。
グラブアプリのHistoryに、ドライバーの名前と電話番号が記載されています。
もし英語が分からないドライバーであれば、英語に対応したグラブミャンマー事務局に仲介してもらいましょう。
Grab(グラブ) ミャンマーのヘルプセンター(英語)
https://help.grab.com/hc/my/?launch_path=N%2FA
Grab(グラブ)を使って、ヤンゴン市内を安心して快適に移動してみてはいかがでしょうか?
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