第17回 シンガポールに住んでいた私が思う、ヤンゴンの暮らしやすさ (Dream Job Myanmar)

ミンガラーバー! 6月になり、ヤンゴンでは雨季が始まりました。

雨季は「ほぼ毎日のように雨が降るので嫌だ!」という人もいれば、「いつもより涼しくて嬉しい!」という人もいます。

私はどちらかというと後者です。

さて、今回はシンガポールでも働いた経験のある私が、ミャンマー(ヤンゴン)での暮らしやすさについて、お伝えしたいと思います。

ミャンマーにいる日本人ってどれぐらい?

ミャンマーには、2,608人(2017年10月1日時点)の日本人が滞在しています。

参照:外務省「海外在留邦人数調査統計」

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000043.html

滞在している日本人数は増加傾向なので、本記事を書いている2019年6月時点では、おそらく3,000人にはなっているかと思います。

一方シンガポールでは、同時期に36,423人が滞在していますので、単純計算で約14倍の差があります。

しかしながら、その差を感じさせないぐらいの強いつながり、すなわちコミュニティがヤンゴンにはあります。

いろんな種類がある、ヤンゴンのコミュニティ

世界各国に日本人のコミュニティはありますが、ヤンゴンも例外でありません。

日本人数は他国と比較すると少ないながら、実に様々なコミュニティがあります。

  • 県人会・・・出身の都道府県による集まり
  • 大学の同窓会・・・出身大学の集まり
  • 同世代の会・・・1986年生まれの会、平成生まれの会など
  • 現地採用の会・・・現地採用の人が集まる会
  • スポーツの会・・・フットサル、野球、ラグビー、テニスなどの会

上記はほんの一例ですが、色々な共通点を持ったたくさんのコミュニティが存在します。

そして、皆さんそれぞれで、食事をしたり、スポーツをしたりと、活発に活動をされています。

私も参加した、ある日の集まりには、現地に住む日本人約20名が参加されておりました。

もちろん、シンガポールにも上記のようなコミュニティは存在していましたが、ここヤンゴンのコミュニティは縦・横のつながりがとても深く、出席率が高い印象を受けています。

シンガポールなど、他の東南アジアの国と比較してもミャンマーは情報が少ない環境ですので、こういったコミュニティは生活の質を大きく向上してくれます。

困ったときに頼れる場所・人がいるというのは、海外で働いているときにとても頼りになるものです。

人と会ってお食事となると予算が気になるところですが、ミャンマーは比較的物価が安いため、日系居酒屋での大人数での集まりで、日本円にして一人あたり約1,500~2,000円で済むことがあったりします。

シンガポールでは5,000円以上は当たり前だったので、かなり差が大きく感じますね。

・ヤンゴン郊外にあるクラフトビールのお店

最近ではこういったおしゃれなお店も増えています。

また、日本語無料情報誌も数種類発行されており、私たちが現地情報を手軽に収集するのに役に立っています。

食事の後もすぐに帰宅できる、交通事情

ヤンゴンには地下鉄が無いため、多くの方がタクシーを利用します。

通勤に使うこともあれば、食事に行く際に使うことも多々あります。

そのため、夜の食事を終えて帰宅する際も、タクシーを使うことが多いです。

夜の場合は渋滞があまりないため、住む場所にはよりますが、まずは20分以内で帰宅できます。

日本やシンガポールで暮らしていると、毎回タクシーに乗るのはやや現実的ではなく、主に電車を使っていました。

「お酒を飲んだ後の電車は少ししんどいなぁ」と感じることもありましたが、ここヤンゴンではタクシーで帰宅できるため、精神的にかなり楽に感じられます。

料金も日本円換算で200〜500円ほどで済むので、許せる範囲ではないでしょうか。


あまり想像がつかないヤンゴン生活でしょうが、私は思っていたよりも遥かに快適に過ごすことができています。

もちろん停電があったり、渋滞があったりと、物事が予定通りに進まないことにイライラすることもありますが、想定していたよりもひどくはありませんでした。

前述の外務省統計によると、ミャンマーに滞在する日本人は、2016年に30%、2017年に13%増加しています。

これから多くの日本人が滞在するようになると、飲食店や美容院などのサービス業も増え、生活の質がどんどん向上されていくことが予想されます。

他国と比べるとまだまだ道半ばの部分が多いですが、そんな状況を楽しみたい!と思われる方からのご連絡をお待ちしております!

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