第21回 ヤンゴンで日本文化交流 (Dream Job Myanmar)
アーロンミンガラーバー(みなさまこんにちは)!
ヤンゴンでは雨季が終わりつつあり、カラッとした晴天が続くようになってきました。
外出に傘がいらなくなって、荷物も気分も軽くなるようないいお天気が続く中、弊社(Dream Job Myanmar)では日本語学校の生徒向けに日本文化を体験するためのお祭りを開催いたしました。
弊社にとっても初めての試みでしたが、得られる感動や学びも多く、大変意義のあるものとなりました。異国の地で働くにおいて、文化交流をすることは異文化理解という点においてとても大事だと思います。
そのお祭りの様子や学びをここに共有しますので、異文化交流の参考にしていただければ幸いです!
ヤンゴンで日本文化交流
Dream Job Myanmarは、人材事業だけではなく日本語学校事業も展開しています。日本語を勉強したいミャンマーの若者を募り、日本語を教え、日本の介護施設にご紹介するというもの。
既に生徒数は100人を超えていますが、朝早くから夕方まで授業のため、日本文化を実際に体験して学ぶ時間を取ることがなかなか難しいのが現状でした。
学校があるヤンゴンでは、日本食や日本の商品が売っている店などが増えてきており、日本文化が徐々に広まりつつあります。しかしながら、値段が高く手を出しづらかったり、海外風にアレンジされていたり、日本の歴史や背景を学ぶ機会はけっして多くはありません。
そこで、日本語だけではなく、日本人から純日本文化を、その背景から「楽しく学べる機会を作ってあげたい」「楽しく日本人と交流する機会をもっと作ってあげたい」「普段頑張っている生徒さんたちに学校での楽しい思い出を作ってあげたい」
そういう思いから、日本文化を体験するためのお祭りを開くことにしました。
当日の様子と祭りの内容
このお祭りでは、
- 浴衣
- 軽食
- 日本〇X(まるばつ)クイズ
- 日本の遊び
- 盆踊り
以上の内容を体験できるように開催しました。
浴衣を着て撮影できるブースは特に大人気で、ウェイティングボードは最初から最後まで名前がずらりと並んでいました。
日本のカレーを楽しみにしてくれていた生徒さんたちもたくさんいました。「美味しいです!」と口いっぱいにカレーを頬張りながら笑ってくれた生徒さんたちの笑顔が印象的でした。
日本〇X(まるばつ)クイズでは景品に日本のコスメがあることもあって大盛り上がり!日本語はもちろん、日本の年中行事や政治、地理について楽しく学びました。
カルタはヤンゴンですることはあまりない日本の昔ながらの遊びですが、白熱した試合を見ることができました。
折紙のブースでは、各々が好きな花や生き物や物を折って、できた作品を大きな紙に貼って楽しみました。
ミャンマー人の名前を日本語で考えるコーナーでは、漢字にはない音の名前が多く、ミャンマー人の日本語教師と協力しながらも苦戦する日本人。多くの人を交えて、大変盛り上がりました。
全員で最後に踊った盆踊りでは、慣れないながらも楽しんで踊ることができて、終始笑い声が飛び交っていました。
お祭りを通した親睦の深め方
このお祭りでは、開催するまでにたくさんの人の協力が必要でした。特にミャンマー人/日本人スタッフ間のコミュニケーションが頻繁に行われました。
生徒さんたちのためのお祭りという目的がありながらも、こういった大掛かりなイベントを企画することは、付随して社員同士の親睦を深めることができるということを実感しました。
お祭りの準備をしていく中で、日本人は当たり前にカレーに豚肉か牛肉を使いますが、ミャンマー人は豚肉も牛肉も食べない人が多いということを知るなど、食文化の違いの発見もありました。
お祭りという文化交流の仕方は時間と労力がかかる大変な交流方法ではありますが、普段の生活では今まで見たこともない楽しそうな笑顔を見ることができます。楽しい思い出も共有することができます。イベントを作り上げて思い出を共有した絆は、イベント後の仕事の成果にも必ず繋がってくると思います。
文化交流や親睦の深め方をお考えの際には、お祭りの企画という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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