第8回 ミャンマー(ヤンゴン)の「交通状況~タクシー編~」 (Dream Job Myanmar)
前回では、ミャンマーにおける「交通状況」の中、サイカーについてお伝えしました。
私はほぼ毎日サイカーに乗りますので、慣れました。
しかし、はたから見ると、ちょっと危ない乗り物ですね(笑)。
ただ機会がございましたら、ぜひ一度ミャンマーに来られた際には、乗ってみてほしいと思います!
今回は、前回に引き続き「交通状況」に関してですが、その中でも特に「タクシー」に関してお伝えします。
今までのコラムでもお伝えしましたが、ミャンマーの中心都市ヤンゴンは、本当に渋滞が日々当たり前となっています。
基本的にタクシーを使用して移動する場合は、Google Map で目的地の検索を行いますが、表示された予想時刻と同じ時間に到着することはほとんどありません。
交通状況、渋滞状況も日によって違うため、30分と表示された場所に、40分で行けることもあれば1時間以上かかってしまうこともあります。
仕事で移動する際も、休日でも、基本的に表示時刻の2倍で考えて動くと、余裕を持って行動ができるはずです。
(本当に、出退勤時、お昼時はこんな感じの渋滞になります。)
では、どのようにしてタクシーを利用するのか?
主に2種類の方法があります!
① 直接交渉を行う
ミャンマーは本当にタクシーの数が多く、基本的にはどこにいても捕まえることが可能です!
道路際から手を前に出して、空いているタクシーを止め、交渉を行う形。
ドライバーは英語が通じないケースも多いため、利用時に使うミャンマー語フレーズは覚えておくと便利です。
料金は、相場としては数分で到着するような近場は1,500チャット(約130円)~、そこから距離に応じて2000、2500、3000…と500チャット刻みでの料金交渉となります。
一般的には、外国人に対しては高めの料金を提示される傾向があるため、自ら積極的に料金交渉をする必要があります。
交渉が折り合わないことは日々ありますが、タクシーの台数は多いため、折り合いが付くまで交渉あるのみ。
大きな道路では、次から次にタクシーが通るので、何度もトライすることは可能です。
② Grab, UBER を使用する
ミャンマーでは、ミャンマー人・日本人共に配車アプリのGrabを使用するケースが多いです。
最近ではGrabに登録をし、利用者からの評価・5スターをもらうことを意識しているドライバーも増えてきています。
Grabを呼ぶと、交渉するよりも安く、比較的綺麗でエアコンをつけてくれているタクシーが多いので、多くの人が利用しています。
また、ドライバー情報も確認できるため、①よりも安全性が高いと思えます。
ドライバーは、英語が話せる人もいれば話せない人も多いため、Google Mapを見ながらでも説明できるミャンマー語は知っておくと便利です!
(真っすぐは「テテ」、右は「ニャベ」、左は「べべ」、ここだよ!は「ディマ」など)
また、車内にはカーナビがなく、地図が読めないドライバーも多いため、「〇〇 Street」というように、道の名前を伝えるとわかりやすいことが多いです。
メモ書きでもいいので場所の住所を書いた紙などを持参すると、それで理解してくれることも多いため、事前に準備をできているといいですね。
交渉制となるとハードルが高いため、初めてミャンマーに来る方はGrabを利用し、距離感と料金を把握して、交渉にも挑戦してみるといいのでは...!
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