【ミャンマーの住宅事情】家探しから契約まで ~ミャンマーで働く日本人コラム(Dream Job Myanmar)~

今回は、ミャンマーのリアルな住宅事情についてお届けします。

ミャンマーの住まいは、思いの外難航することもあるので、事前に情報を調べておきましょう。

※本記事は、あくまで筆者個人の視点に基づいた情報となります。

1:住宅の探し方

大きく分けると、主に日系エージェントor現地エージェントに頼むという2つの方法があります。

*日系エージェントに頼む

この方法を取る日本人が圧倒的に多いです。

最大のメリットは、安心して契約できることに尽きるかと思います。

ミャンマーの不動産事情は、独特なローカルルールもあり、個人で現地エージェントとやり取りを行なうことは非常にタフです。

一方、どうしても日本人が求める物件は高額になるため、物件のコストをできるだけ下げたいという場合には、物件数が限られるという点は注意が必要です。

*現地エージェントに頼む

この方法を取っている日本人は私の周りではあまり聞きませんが、私も内覧をさせてもらったことはあります。

最大のメリットは、ローカルネットワークを駆使した、発掘物件に巡り合える可能性もあることです。

ただし、契約内容等の確認は、より慎重に行なう必要があります。

場合によっては、信頼できるミャンマー人の友人・知人に付き添ってもらう等した方が良いかもしれません。

また、生活環境の違いもあるので、『言わなくても伝わっているだろう・・・』は全く通用しません。

例えば、多くのミャンマー人はホットシャワーは使いません。

住居に付いているのか、付いてない場合は付けてくれるのか自己負担なのか等、気になることは全て確認しましょう。

*番外編

SNS等を使って、空いている部屋・ルームメイトを探すという方法もあります。

この場合は、すぐに見つかるケースもありますが、契約書を交わさないようなケースも見受けられるので、信頼できる相手であるかどうかの見極めが肝心かと思います。

2:住宅のタイプ

ミャンマーの住居には、大きく2つのタイプがあります。

*ローカルアパートメント

その名の通り、ローカルのミャンマー人も利用するタイプの住居です。

ただ、日本のように1人暮らしという概念自体あまりないので、2LDKのような作りが一般的です。

ミャンマー人は、この部屋を家族・友人でシェアして住んでいます。

費用は300USD~600USDくらいが相場かと思いますが、オプションの家具付き等で+αが発生します。

*コンドミニアム(サービスアパートメント)

こちらは主に外国人向け住居で、エレベーター付き、家具付き、サービスアパートメントであれば、清掃・食事なども付いているケースもあります。

内装もきれいな造りになっているケースも多いため、安心して住むことができるかと思います。

費用は安くとも600USDは超えて、1000USD前後を相場に、2000USD、3000USD、5000USD、、、と価格帯は非常に幅広く、日本の家賃を超えることも珍しくありません。

予算とニーズに応じて、タイプを選ぶこととなります。

3:契約時の注意点

ミャンマーでは、ローカルアパートメントでも最低半年分、一般的には1年分の家賃を前払いで支払います。
つまり、個人で支払う場合には初期費用が非常にかかります。

また、更新時に賃料の値上げをされる場合も多いので、その際には交渉が必要です。

住居自体は、出入りも多く、空室を見つけるのは難しくはないため、賃料の値上げの話がきた場合には引っ越すぐらいの姿勢を示さないと、交渉も難しいかと思います。

また家賃相場は、今後のミャンマーの情勢次第で変動するため、常に相場に関する情報は収集しておきましょう。

最後に

どちらかと言うと、注意点を中心に話しましたが、私は現在楽しみながら生活しています。

というのも、ミャンマー住居はオーナーの許可さえ取れば、内装のアレンジなど日本に比べると柔軟にできます。

※ただし退去時に問題にならないよう、必ず確認した方が良いです。

私は部屋の壁の色を変えたり、電気を変えたり、不要な棚を取り外してシンプルな造りにしてもらったり、自分仕様に変更しています。

水のタンクは手動で貯蔵する必要があったり、停電が起きれば場合によってはタンクの水で水浴びする必要があったりと、サバイバル感は否めないですが、日本とは異なる現地の生活を体験するには、ミャンマーには刺激的な住環境があります。

ぜひ、皆様もお楽しみください!

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