JACタイランドの萬玉(まんぎょく)氏に伺いました。
●タイで働くことについてお聞かせください。
2011年はアユタヤ近郊の工場団地が洪水の被害にあうなどして、多くの日系企業もその被害を受けました。
日本での報道で心配された方も多いと思います。
しかしながら、ほとんどの日系企業もタイに留まる方向の上、進出する企業も続きます。
その中で働くことで、タイ経済の発展を肌で感じることができるのではないでしょうか。
また日本で働くことと比べて、若くても女性でも任される仕事の幅が広がり、より責任のある仕事を与えられることも多くなります。
プレッシャーも大きい反面、仕事に対するやりがいを感じている方々も多いです。
以前はスタッフレベルの求人が中心でしたが、最近は駐在員と交代出来る様な方を求めるマネージャークラスの求人、外資系(西洋系)企業での日系顧客開拓ポジション、タイ現地法人新規設立企業での求人もでてきています。
タイでは、製造業(営業職、技術職、事務職)、商社(営業職、事務職)、IT業界(営業職、SE)での募集が多くの割合を占めています。
●企業の求める人材とは?
企業側も限られた外国人枠の中で日本人を採用する為、即戦力となって頂ける、募集ポジションに関わる職務経験のある方を求めています(特に営業経験、製造業もしくはIT業界での技術職経験、事務職経験等を求めるものが多くみられます)。
加えて業務を遂行できるレベルの英語力もしくはタイ語力です(タイ語不問、英語のみで応募可能な求人も多くあります)。
タイ人という文化的バックボーンの異なる人達と一緒に働ける柔軟性や海外で生活する上でのバイタリティも求められます。
●これから働く人にアドバイスをお願いたします。
東南アジアの中でも多くの日系企業が進出しているタイは、日本人にとって活躍の場が多い国だと思います。
海外就職を希望されている方にとっては、チャレンジするのに良い国ではないでしょうか。
タイ転職を実現させるための準備として、
・なぜタイで働きたいのか。
・タイでどんなキャリアをつみたいのか
・タイでの生活情報のリサーチ
をしっかり考え、行なってから、就職活動を始められると良いと思います。
●御社のサービスについてお聞かせください。
JACリクルートメントは、1975年英国ロンドンに拠点を開設以来、現在まで、日本を含む9カ国・地域で現時法人を展開している国際的な人材紹介会社です。
タイでは2004年に事業を開始し、日本人及びタイ人のご登録者の転職サポートをさせて頂いております。
また、JACタイランドでは定期的に日本でタイへの転職相談会を行っております。
タイ転職にご興味をお持ちの方、お気軽にお問い合わせください。
(インタビュー ’11年12月)