ベトナムの人材紹介会社 R-Vietnam(アールベトナム)の関氏にお話を伺いました

●ベトナムで働くということについてお聞かせください。

「ベトナムで働くということ」は世界が注目する市場で挑戦する、そして、異文化の中で自分を切磋佐琢磨する の2点が、多くの就職・転職希望者から頂く回答です。

ベトナム市場については、日本企業を含め、世界中の企業が事業展開を検討し、活動を開始しています。

この激しく動く市場で自分自身を試してみたいと考える方が非常に多いようです。

また、異文化に囲まれた環境で働きたいという考えを持たれる方も多いようです。

他の文化圏の国・地域と比較し、ベトナムは日本と多くの類似性がある国といわれます。

いきなり全く異なる価値観や考え方を持つ人々と働くよりも、ある程度分かり合える人々とまず働き、海外で働くことの意味を自分なりに理解したいという方も多いようです。

「なぜ、ベトナムで働きたいのか?」という問いは、採用面接の席上でも必ず企業から発せられる質問です。

そのため、ベトナムで働くにあたって「ベトナムで働く」という意味について、皆様なりの答えを準備されることをお奨めします。

●企業の求める人材とは?

企業が求める人材は「一緒に汗を流してくれる方」という声が一番多いようです。

先にも述べましたが、ベトナムは世界でも有数の成長市場といわれています。

この市場で、自分を高めたいという強い意思をもたれている方を多くの企業では求めています。

また、多くの企業では日本人とベトナム人という言葉や考え方が異なる人々が机を並べています。

したがい、語学力も含め、ベトナム人としっかりとコミュニケーションが取れる方が求められています。

長期間にわたって企業で勤務をしてくれる方をとも 企業からよく聞く声です。

海外就職といった場合、短期間のアルバイトと理解されている方を時々見かけます。

一方、企業は少しでも長い期間働いて頂き、海外での業務やベトナム人とのコミュニケーションの円滑化に力を貸して欲しいと願っています。

「強い意志」、「積極的な異文化コミュニケーション力」、そして「長期間の勤務」の3点が企業から寄せられる求める人材像のトップ3になるかと思います。

●これから働く人にアドバイスをお願いいたします。

ベトナムに限らず、海外就職は人生にとって大きな転換点になると思われる方が多いかと思います。

これまで述べてきたことの繰り返しとなりますが、「なぜ、ベトナムなのか?」に対するはっきりした回答があることが、現地で勤務をするにあたり大切となってくるかと思います。

ベトナムで働いていると、多くの人が躍動感を日々実感できると回答されます。

一方で、日本と異なり、いわゆる発展途上国であることから、生活環境の不便さを指摘される方もいます。

ベトナムだからといって、バラ色だけが待っているわけでもなければ、苦痛だけが襲ってくる場所でもありません。

是非、ご自身にとっての「ベトナムで働くことの意味」を持っていただければと思います。

●御社のサービスについてお聞かせください。

弊社は2005年よりベトナムにて就職活動のお手伝いを実施しております。

当時、類似する業務を実施する企業から少なかったことから、ベトナム国内にて数少ない日系の就職支援企業としての実績を積んでまいりました。

おかげさまで、現地就職情報を豊富にもつ数少ない日系就職支援企業となっております。

また、弊社はベトナムの2大都市である、ハノイとホーチミンに事務所を構えることで、両拠点を窓口に、採用予定企業からの直接ヒアリング形式で、募集情報を入手しております。

そのため、皆様がご希望される企業と採用を予定される企業について、様々点から皆様の就職の判断材料となる就職情報をご提供することが可能です。

まずは、「ベトナム就職ってどんなだろう?」という点も含め、お気軽にお問合せ頂ければと思います。

ベトナム国内にお住まいの方とは直接面談形式で、またベトナム国外に在住の方とはスカイプ形式で、ベトナム就職情報のご案内をさせて頂きます。

(インタビュー ’11年11月)

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