タイ(バンコク)の欧州系企業で働くKさん(女性・40代後半)

タイ(バンコク)の欧州系企業で働くKさん(女性・40代後半)に伺いました。

●何故タイで就職されましたか?

旦那がタイ現地法人責任者のポジションで就職を決めたからです。

それに伴いタイに来て、私も就職しました。

●他のご家族は、どうされていますか?

息子が1人いますが“日本にいたい”ということで、日本の大学に通っています。

●入社した会社は日本(日系)企業ですか?

いいえ、欧州系企業です。

●現在の仕事の内容について教えてください。

データ精査です。

●(そのお仕事の)経験はありましたか? また、仕事での言葉はどうされていますか?

経験は特にありません。

初心者でもお教えるので“やる気があれば”と問われて、”はい”と答えました。

仕事では、日本の会社とのやり取りが主なので日本語がメインですが、会社の他の部署の人とは英語で会話です。

基本、私の部署はタイ人でも日本語1級クラスの人ばかりなので特に社内の会話も困ることはありません。

●その前はどのような仕事をされていましたか?

バンコクでお店のマネージャーをやっていました。

●今回の就職が決まるまでの活動期間を教えてください。

半年〜1年です。

決まりそうで伺うと、色々と問題ではないか?と思う事もあり・・・・・・。

就職活動の中で、諸条件で交通費は出ませんが、土日休みで福利厚生がよい今の会社に、結果たどりつきました。

●タイで働く為に必要なのは何と思われますか?

タイの習慣、しきたりなど早く習得して、見下されないようにするのがベストです。

一度”この人は駄目”だとか、”自分より下”など思われたら、その関係を矯正するのは困難です。

また、抵抗ある人もいるでしょうが、日本人が考える正しいという筋論での話し合いが通じない場合もあり、お金で解決することもあろうかと思います。

そういう面も身につけること。

●現在どのような資格をお持ちですか?

特にないです。

●過去に海外の経験はございますか?

仕事を兼ねて、USAビバリーヒルズと韓国の江南に数ヶ月住んだ事があります。

日本から半分仕事で行っていたので今回の状況とは違いますが・・・・・・。

●休日はどう過ごしていますか?

日本では都会に暮らして買物には困りませんでしたし、その反面趣味はアウトドアでした。

バンコクにはそういうレジャーが整っていないので残念です。

敢えて言えば、あるのですが、日本人感覚からすると躊躇するというのが正直な感じです。

ですので、少し退屈な休日です。

●お住まいはどうされていますか?

住まいはバンコクですがかなり郊外に住んでいます。

スタジオタイプ・家賃は7500THB。

電気代2500THB位と水道代500THB。

車とバイク1台ずつですが、駐車代金は無料です。

●郊外にお住まいとのことですが、会社への交通手段は?

車は家族で1台持っていますが、私は出勤には駅までバイクタクシーで行き、そこからは職場まで電車を利用しています。

●タイのどこか好きですか?嫌いですか?

私は家族の仕事でこちらに来ていますので、好きなところ、その点は漠然とはしていますが、今の日本より景気が良いところでしょうか。

嫌いなところは、色々と不条理が起きることです。

●これからタイで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?

日本より景気はまだ良いので、日本みたいなギスギスしている雰囲気はありません。

それだけでも救われると思います。

仕事の内容や厳しさは、(多くの人の接する相手は)日本人相手になると思うので、さほど変わりませんが、精神的に楽に感じるかもしれません。

就職に関しては、面接の時に自分の条件をぶつけてみるべきだと思います。

その時の相手の対応を見てご自分で判断されるしか方法はありません。

ちょっとでもおかしいなと首をかしげることがあれば、踏みとどまるのもひとつです。

就職時には必ず書面にて雇用のサインを交わすことです。

口約束は自分が損をするということを覚えておいてください。

また、海外では気をつけていても、向こうから不幸が来る場合があるので、いつも注意深くしておくしかないと思います。

日本人の常識は世界のグローバルスタンダードでは無いと言う事を肝に銘じて、特に日本人の独特な正義感と人を信じ易いところは危険では?と思います。

トラブルを避けるためには、人を安易に信じてはいけないというのも頭の片隅においていたいものです。

インタビューを終えて

今は家族と一緒にいることを優先したいとのKさん。

旦那さんの趣味が料理ということで、家でお食事をする機会も半分くらいあるそうです。

20代は事務職として主に金融機関で働き、30代は制作会社を立ち上げ、ご自身で主に動画制作と仕事を続けてこられました。

将来は機会があれば、他の国でも働いて、最終的には自分が好きな国で住みたいと。

今回旦那さんのお仕事の関係でタイに来られて、ご自身で就職をするにあたって、けっして愉快でない経験もされたとのこと。

その経験から、今回はアドバイスをいただきました。

不思議と海外に出ると、我々日本人は同胞である日本人に対しての見方がどうしても甘くなるようです。

注意すべきことは充分に注意すべきだと改めて考えさせられたインタビューでした。

掲載写真:「Bang seaに行った時の海の写真。ここはシーフードが有名で、外人の観光客はゼロ。カニとかエビが美味しかったです。」といただいたのは、海と空の鮮やかな青さが溶けあう高台からの写真(撮影Kさん)

(インタビュー’16年7月)

取材協力:エコアズ・タイランド

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