【海外就職 シンガポール】日系企業で働くSさん(女性・20代後半)

シンガポールの日系企業で働くSさんにお会いし、伺いました。

●何故シンガポールで就職されましたか?

前々から、 漠然と海外で働きたい、国際力を身に着けたいと思っていました。

日本での仕事で外国人と一緒に仕事をする機会があり、自分の語学力の不足も感じていましたので、英語の勉強をしたい気持ちがありました。

ある時、仕事でシンガポールの洋服ブランドを扱っている会社の方と出会い、その方はシンガポールで働いた経験もありました。

同じ頃、シンガポールで働いてみたいと考えていたのと、前職がファッション業界だったこともあり、シンガポールのファッション動向についても調べていました。

近年シンガポールでもファッションウィーク(5大ファッション・ウィークと総称されているパリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、東京ファッションウィークと同様のファッションの祭典)が開催されているということで、自分の目でどんなものか見たいと。

英語への不安は拭えず、まずは語学学校に通いながら、シンガポールでの生活を経験してみようと決心したのが、シンガポールで働くきっかけになりました。

●入社した会社は日本企業ですか?

はい、日系企業です。

●現在の仕事の内容について教えてください。

接客、販売をしています。

店舗のマネージングを補助する立場です。

●(そのお仕事の)経験はありましたか?

接客業としては、大学時代のアルバイト以来です。

●その前はどのような仕事をされていましたか?

日本ではファッション業界で働いていました。

●就職が決まるまでの活動期間を教えてください。

今の会社に決まったのは、人材紹介会社に登録して約2週間です。

以前ワークホリディビザで違う会社で働いていました。

しかしながら、労働ビザへの移行がうまくいかず、結果今の会社への転職ということになります。

今の会社はEP(Employment Pass)で働いています。

やはり企業から内定をいただいても、その給与条件などがビザの許可がきちんと出るレベルかどうかが、大切に思えました。

●シンガポールで働く為に必要なのは何と思われますか?

日本人らしさを忘れない事。

私が考える日本人らしさとは、品=礼儀正しく、丁寧である事、そして諦めない事など。

現在の職場は多国籍です。

その中で、日本人だからこそ気づくことや気づけること、細かい部分や小さな気配りを持って仕事をしている自分に気づきました。

日本では当たり前に行動していた事がこちらではそうではないのだと実感しました。

もちろん他国の同僚から仕事に対する取り組み方を学ぶこともありますが・・・・・・。

そういう意味で、シンガポールで働く上で日本人である事、日本人らしさを忘れない事が大切だと思うのです。

特に私が日系企業で働いているという事もこう感じる要因であるとは思いますが、他国の人とは違う日本人らしさ、丁寧、品格や礼儀を持って仕事をすることが一つの小さな事でも、周りからの(お客様も含め)信頼にも繋がりますし。

こういった日本人らしさはシンガポールで働く上でプラスになる部分であると思いますし、貴重な人材だと思うのです。

やはり海外では、自分の意見や意思をしっかり持つ事。

会議や研修で他社の人とディスカッションをした際、皆意見や主張をはっきり言います。

こういった時に自分の考えをはっきり伝えられる事、主張できる事。

これが諦めないという事の意味の一つだと思います。

また、なぜシンガポールで働いているのか、ぶれない意思を持ち続ける事を心掛けています。

もちろんここでも英語は必須です。

●現在どのような資格をお持ちですか?

カラーコーディネイト、そして運転免許。

●過去に海外の経験はございますか?

高校時代にイギリス、大学時代にアメリカ(合衆国)で短期間ホームステイをしていました。

母も姉も留学経験があり、今回も海外に出ることの抵抗は少なかったと思います。

●休日はどう過ごしていますか?

買い物、ランニング、そして友人と飲みに行ったりしています。

また、シンガポール内の様々な国のレストランを開拓しています。

●お住まいはどうされていますか?

フラット・シェアーをしています。

コンドミニアムのコモンルームを借りて、家賃は1200ドル+光熱費負担です。

●シンガポールのどこか好きですか?嫌いですか?

好きなところは、人が明るいところ。

気候があったかくてのんびりできるところ、多民族国家で興味深いですね。

加えて、近隣国へのアクセスがしやすいところ。

日系スーパーやデパート、レストランが比較的多いという面で、日本人が住みやすい場所です。

治安も他の東南アジアに比べて良いので、女性も暮らしやすいと思います。

嫌いなところは、タクシーやバスの運転が荒いところ。

自分がファッション業界にいた為か、ビジネス・ウーマンのおしゃれ度が、まだまだだと感じるところです。

おしゃれ度の中には、ノーメイクや髪の毛(シャワーを浴びて濡れたまま)を乾かず通勤していたり、ビジネスマナーがなっていないという意味を込めています。

私がファッション業界にいたというのと、日本人だから容姿に敏感すぎるのかもしれませんが。

これはビジネスウーマンとして、意識が低いように感じてしまいます。

●これからシンガポールで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?

まず、英語の勉強は最低限しておく事。

インターネットのみの情報でなく、シンガポールに来てみる事、この国が合うかどうかは重要です。

仕事がすぐ決まるかどうかわからないので、お金は充分に用意しておく事。

そして、働くという強い意志を持つ事が大切です。

私自身が、えいや!という勢いというか気合で来星したのですが、とりあえず行っちゃえとまではいわず、実際シンガポール行きを考え出してから実際に来星したのは一年後でした。

もちろん前職を退職するタイミングもありましたが、シンガポールに行きたいという自分の意思や将来の自分をイメージすることは常に考えていました。

とはいっても、まずは行動してみないと始まらないので、えいや!という気持ちできたことには変わりません。

またビザがおりなかった時、色々と悩むこともありましたが、一番初めにシンガポールで働く、シンガポールに行くと決めた時の自分の気持ちを思い出し、初心に戻り諦めずに就職活動を続け、ビザがおりました。

現在は同僚のシンガポール人や中国人から中国語を学んでいます。

こういったことを生かして、今後仕事の幅、現在の職場でも自分の出来ることの幅を広げていけたらと思っています。

インタビューを終えて

年末のシンガポールマラソンに申込みしましたとおっしゃるSさん、プライベートでもシンガポール・ライフを楽しんでいらっしゃる様です。

今の会社に決まるまでに、内定をもらっていた会社のビザ申請が上手くいかなったと、お話しいただきました。

シンガポールで働く為、新たに就職活動を行ったとのこと。

海外で働こうと考えていらっしゃる方の中には、時に軽く考えている方もいるようですが、ビザが許可されるか否かは、海外で就労する前提条件として、とても大切です。

けっして軽視すべきものでなく、おろそかにできないものです。

内定が出た会社でビザが取れなかった場合に、どうするかは個々人の考えがありますが、Sさんの場合には別の会社に就職する道=シンガポールで働くことを選ばれました。

20代でエネルギッシュなSさん、この先はシンガポールにいるかどうかは明確でないながらも、将来は日本とシンガポールのものや人を繋げる橋渡しのようなことが出来たらと考えてますと将来の夢を教えていただきました。

(インタビュー’13年10月)

協力:ARCHAGENT PTE LTD

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