【海外就職 インドネシア ジャカルタ】地元企業で働くMさん(女性・20代前半)

インドネシア(ジャカルタ)の地元の会社で営業をされているMさんにお話を伺いました。

●何故インドネシアで就職されましたか?

大学でせっかく勉強したインドネシア語を使わないのは勉強した意味がない様に思え、就職活動をしていく中で「今自分が同世代の人よりできる事」を考えた時に、インドネシア語やインドネシアへの理解力でないかと考えた為です。

また、留学後にインドネシアでの就職活動を考え始めた頃、実際にジャカルタで働いている方が、「インドネシアは勢いがあるので働くのが楽しい」と話されているのを聞く機会があり、当地での就職を真剣に考え始めました。

●入社した会社は日本企業ですか?

ローカル企業です。

●現在の仕事の内容について教えてください。

オフィス事務機の営業をしています。

同時に日本人のお客様へのカスタマーサービス的な業務もあります。

●(そのお仕事の)経験はありましたか?

新卒(大学)で入社したので、何の仕事経験もありませんでした。

●就職が決まるまでの活動期間を教えてください。

インドネシアで活動した期間は2週間です。

●その間の活動内容と何故今の会社を選んだかなどをお教えください。

まず、日本滞在時にメールを介して人材会社に登録し、その後電話にて人材会社の方と連絡を取り、語学力チェックをしました。

ジャカルタ渡航初日、人材会社にてスタッフの方と面接。

その翌々日より一週間以内に3社面接。

面接1回で即日内定。

現在の会社を選んだ理由は、

1.単純に面接をした時に自分に合うだろうと思えた事。

2.日系の会社以外のやり方を学びたかった事。

3.会社の携わっている分野に興味をもてた事。

●インドネシアで働く為に必要なのは何と思われますか?

度胸と積極性、インドネシア人のことを理解しようとする事だと思います。

●現在どのような資格をお持ちですか?

インドネシア語検定C級、英検2級、普通運転免許を持っています。

●お仕事でどの様な時にインドネシア語を使っていますか?また、仕事上どの様な時に必要ですか?

ローカル企業なので、社内業務は全てインドネシア語です。

営業先は基本的に日系企業ですが、担当の方がインドネシア人であれば営業もインドネシア語で行っています。

実際、担当者の方がインドネシア人である事もよくあります。

●過去に海外の経験はございますか?

学生時代(大学3年時)インドネシアに1年間留学しました。

留学先が大学の提携校だったので単位を換算してもらえました。

それ以外は海外旅行やホームステイくらいです。

●休日はどう過ごしていますか?

友人と会って話したり、散歩、読書や映画鑑賞をしています。

●お住まいはどうされていますか?

コスに住んでいます。

家賃はだいたいRp.3.500.000/月くらいです。

*コスについては、こちらのページをご参考ください。

●インドネシアのどこか好きですか?嫌いですか?

好きなところは、大抵の人が他人にも親切なところ。

嫌いなところは、交通手段が不便なところと空気が悪いところ。

●これからインドネシアで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?

経験があった方がもちろん有利ですが、それ以上に需要があるので新卒であっても、ある程度英語やインドネシア語会話が可能であればあとは度胸だけだと思います。

インドネシア語ができなくても、英語ができれば就職先は結構あるのではないでしょうか。

企業側も実務経験がなくても本人のやる気(業務をこなす中で仕事を覚えようとする姿勢や努力)があれば採用してもらえるのではないかと。

ただし、日本での就職後のように長期間にわたる研修はないところが多く、OJTで仕事を覚える事が求められるので自主性が大切だと思います。

新卒での現地就職を考えている場合、日本に戻り再就職時に不利だろうと考える方も多いと思います。

新卒で日本での就職した方と比べると、実務的なこと関しては荒削りかもしれませんが、それ以上に習得できることも多いと思うので自分次第だろうというのが私の意見です。

具体的には、私も入社2年目で日本での就職をしている人にお会いする機会も少ないので人のお話しから想像することになりますが、任される仕事が多岐に亘るので責任感がついたり、(例えば)営業であれば社長さん等の役職の方に直接お話しできる機会も多いので、度胸や自信もつくだろうと思います。

そういった方は様々経験がおありなので、とても勉強になる上に、日本にいるよりも色々な方々に会う機会に恵まれています。

インタビューを終えて

目標を聞くと、人に負けない自分のセールスポイントを作る事とお答えいただいたMさん、アジオシスタッフのメールでの細かい追加質問にも丁寧にお答えいただきました。

またその反面、仕事もあえて日系でない地場の企業に就職先を選ぶところなど、そのチャレンジ精神の旺盛さに勢いを感じました。

現地での奮闘ぶりが目に浮かぶ様です。

最近は新卒の海外就職がTVで取り上げられる程、日本でも話題になっています。

就職を考えている国に関して、ビザの発給がどうなのかを知る事(調べる事)、職歴と言う経験を何で補う事が出来るのかと言う事(Mさんの場合はインドネシア語と旺盛な好奇心・チャレンジ精神、そして丁寧なご対応)。

ご自身がチャレンジの前に何を準備すべきか考えた上に、それを備え、そして実際の行動にどう結び付けるかを言う事を感じたインタビューでした。

(インタビュー’12年10月)

協力:PT.SELNAJAYA PRIMA (FARO RECRUITMENT INDONESIA)
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