【各国】各国の人口統計に見る今後(東南アジア主要国の在留邦人数 2013年外務省統計より)


毎年10月に取られる外務省統計、2013年の統計から、現地の省察を踏まえて。

異なる発展の歴史をたどってきた東南アジア諸国では、その国の発展や主産業等によって、在留邦人の傾向も異なる為、総数だけだはわからない事も多いが、以下その省察。

タイ 59,270人(前年度比+6.5%)

タイ大使館管轄(バンコク)55,350人、チェンマイ総領事館管轄3,920人

・政治的に不安定なこの数年ながらも、車産業を中心としたメーカーの進出、それに加えてサービス産業の進出も目立つ。

・統計総数に出ない(届け出をしていない)滞在日本人も多いと言われる。

シンガポール 31,038人(前年度比+12.8%)

・本社機能の移転などで駐在官が増加。家族単位での駐在が多いので、それが急増の原因と考えられる。

マレーシア 21,385人(前年度比+4.6%)

マレーシア大使館管轄(クアラルンプール)16,161人、ペナン総領事館管轄3,349人、コタキナバル駐在官事務所管轄977人、ジョホールバル駐在官事務所管轄898人

リタイヤ後の日本人に人気の長期滞在国。中には不動産を購入して移り住む人もいるようだが、外国人不動産取得の規制が強くなってきている。

フィリピン 17,948人(前年度比+0.7%)

フィリピン大使館管轄(マニラ)13,853人、セブ駐在官事務所管轄2,573人、ダバオ駐在官事務所管轄1,522人

・滞在日本人数は微増ながら、セブの方は減少(-7.7%)。

・フィリピン人を講師として雇用する英語学校を経験後、海外就職する日本人もいる。

インドネシア 16,296人(前年度比+10.7%)

インドネシア大使館管轄(ジャカルタ)12,408人、デンバサール総領事館管轄(バリ)2,564人、スラバヤ総領事館管轄771人、メダン総領事館管轄319人、マカッサル駐在官事務所管轄234人

・生産拠点が多い為、工場勤務の日本人が多く、1社あたりの日本人数も多くなる。

・ここ数年、サービス業の進出も目立ってきており、この傾向は更に強まると思われる。

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