求人企業の横顔 ~Enグループ(シンガポール)~ 後編

EnグループのZ‘en(ゼン)のレストランマネージャーとして働く廣瀬さんにお話を伺いました。

・日本ではどのようなお仕事をされていましたか?

□廣瀬さん 沖縄出身ではないのですが、沖縄の飲食店で店長をしていました。

・シンガポールのEnグループで働くきっかけは?

□廣瀬さん 働いていた沖縄のお店とEnの双方に関わる人からのちょっと強引な(?)、いえいえ熱心な誘いにのってシンガポールに来ました。

・来られる前に英語などは勉強していたのですか?

□廣瀬さん シンガポールに来るということや、海外で働くということはまったく念頭になかったのですが、元々趣味で外国人と英語で話したりするのが好きでしたので、勉強をしていました。

今考えるとここでの仕事には役に立つレベルではなかったのですが・・・・・・。

ただシンガポールは英語での接客になりますので、この国で仕事をと考えている人には勉強して来て欲しいです。

・どのくらい勉強していましたか?

□廣瀬さん そうですね、1年くらいでしょうか。

・シンガポールに来て、よかったこと、大変だったことなどお聞かせください。

□廣瀬さん よかったことは、同じ業界でも日本のルールと世界のルールは違うのだということが身をもって経験できたこと。

仕事のごり的な割り切りの早さやドライな点。これはここの他民族社会の中ではぐくまれたものなのだなと感じます。

プライベートでは、ローカルフードが美味しいこと。

CDや映画が安いので、これは助かります。

日本ではそうは見られないスーパーカーが街中を走っていること。好きなんです、スーパーカー。

見せびらかすように走っていますね。

英会話ができるようになったことも、そうですね。

シンガポールに来る前には話すことにちょっと勇気がいりましたが。最後に重要なことですが、我慢強くなったことでしょうか。

大変だったことは、スタッフとの文化的な考え方の違いからくるストレスでこの国が嫌いになりそうになる自分が嫌になったこともあります。

半年くらいはその繰り返しで、そこから抜け出るまでが苦痛だったですね。

いや、シンガポールが嫌いになるのではなく、嫌いになりそうな自分が嫌いになるということです。

言葉の面では今でも大変です。

・お休みの日は何をしていますか?

□廣瀬さん ショッピング、散歩、映画を見に行っています。

・こちらで働こうと思っている人に何かアドバイスをお願いします。

□廣瀬さん シンガポールに来るのであれば、ここが自分が好きになれる国か見極める必要があると思います。

どのような手段であれ、それを自分で調べることが大切です。好きになれるようであれば、そこからスタートです。

・こちらに来られて6年半とのことですが、何か思うことはありますか?

□廣瀬さん 和食に携わる仕事に関わっているのですが、やはり食とは文化なのです。

それを仕事の中で、また接客を介して再確認しています。

食を通じた日本独特の文化への憧れを持つ外国人と接することも多いです。

日本人が気が付かないところにも彼らが感じる何かがあるのでしょうね。

外国に暮らすから気が付くこと、この仕事を通じて「日本のよさ」を再認識しました。

改めて考えますと、これまで夢中でやってきたことが自分の自信になっています。

それらを仕事で見せたいと思います。

廣瀬さんの1日のスケジュール

10:00 起床

12:00 朝食を兼ねた昼食を自宅近所の食堂街へ足を伸ばす。

そしてショッピング、出勤前のひと時がプライベートタイム。

平日の昼間、空いている映画館で好きな映画を楽しめるのは、この仕事を選んだ特権ですね。

14:30 出勤 デスクワーク

16:00 オペレーションスタート

開店準備作業。

スタッフとのミーティングや宴会のお客様のセッティング確認、お客様からのご予約の電話対応など。

17:30 スタッフと共にまかないの夕食。

和気あいあいと開店までのひと時を過ごしますが、お客様からのお問い合わせ等の電話が入ることもありますので、気は抜けません。

18:00 開店

いつになってもその日最初のお客様のご来店はうれしいです。

笑顔でお客様をお迎え。

19:00から22:00頃が最も忙しくなる時間帯

スタッフへの指示、お客様への対応と大忙し。

24:00 閉店 店内の清掃、売り上げの集計など。

25:00 仕事終了 本日もお疲れ様でした。

25:30 帰宅

26:00 簡単な食事を済まし、シャワー後、就寝。

 

Enグループ レイモンド社長インタビュー

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