シンガポールの人材紹介会社、リクルート・シンガポールの日本人ダイレクターに伺いました。

●シンガポールで働くということについてお聞かせください。

ここ数年で変化が生じていると感じています。

シンガポールに来たいと望まれる方の数が増加しただけでなく、その層やバックグランドが幅広くなってきているということです。

以前は、28歳から33歳ぐらいまでの女性の方々が多くの割合を占めていましたが、今では男性も多くなりましたし、年齢の幅も新卒からマネージメント層まで広がっていると思います。

理由は、日本社会そのものと国内での就労に閉塞感を感じる人が増えたことや、ここ最近、日本のマスコミがアジアの国々を好印象に取り上げていることも影響していると思われます。

ただ、日本人にとってのシンガポールでの就労先は、数年前から依然として変わらず、製造業・商社での営業や営業管理・貿易実務などが多くを占めていますし、専門職もITや金融業界がメインで多様性に変化はないと言えます。

日本で培ったご自身のバックグランドがシンガポールでどう活かせるか、現地のマーケットと照らし合わせて考えていただければと思います。

また、最近は政府によるビザ発給条件が厳しくなり、四年制大学を卒業していることが必須条件とお考えいただければと思います。

●企業の求める人材とは?

まずは、英語力ですね。

海外で仕事をすることは留学とは違います。

企業側は、会社が求めるスキルを持っていて、ある程度の期間内に売り上げに貢献するような結果を出せる人材を求めています。

「英語は仕事をしながら身に付けます。」という考えではまず難しいと思ってください。

当然ながら、当地でシンガポール人など他国の方々と上手く協力して仕事を進められる能力も求められます。

また、給与額に関しても、特殊な技能を持つ人を除いて、営業・事務職等のお仕事は、最初から日本での年収と同額を求めるのは無理があります。

まずは、日本での年収をリセットするつもりでいてください。

●これから働く人にアドバイスをお願いいたします。

英語の勉強は、準備をしてもし過ぎる事はありません。

ぜひ十分な努力をしてから就職活動に挑んでください。

また、過去の経験や日本での実績に頼らず、新しい場所で新しい気持ちで一から始める柔軟さが求められます。

海外で仕事をしていると日本の常識が通用せず、最初はショックを受けることもたびたびあると思います。

それを楽しんでいけるぐらいの方が成功するように思います。

英語について強調してお話してきましたが、具体的な目安としては、TOEICで最低でも750点以上は取得しておくと良いと思います。

TOEICの点数が高いからといって、必ずしも英語力が高いとは言えないと思います。

しかし、まずは書類選考で他の候補者よりも秀でている必要があります。

自己アピールの場である面接に辿り着くためにも、書類上で見栄えのする数字は高いに越したことはないと思います。

また、海外での仕事や生活になじみやすいだろうという考えから、過去に海外生活経験のある方は採用において多少有利かもしれません。

●御社のサービスについてお聞かせください。

RGF HR Agentは株式会社リクルートの海外ブランドです。

シンガポールでは2011年1月より転職支援・人材紹介サービスを開始しています。

日本でNo.1の実績を誇るノウハウとシステム、さらには大手企業様との強固な関係性を強みに、シンガポールでも日本同様のサービスを展開しています。

現在は中国・香港・シンガポールにて展開をしていますが、年内中にインド・ベトナム・インドネシアでも支店を開設予定です。

求職者の方々がどの国でご登録いただいてもアジア全域からマッチした求人のご紹介ができることを目指しています。

リクルート・シンガポールのウェブサイト

(インタビュー ’11年5月)

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