スタッフサービス(シンガポール)(現 ファロリクルートメント・シンガポール)の本田氏に伺いました。
スタッフサービス(シンガポール)のジャパンデスク本田氏に伺いました。
●シンガポールで働くということについてお聞かせください。
多民族国家で外国人の割合も多いシンガポールでは、国籍や性別に関係なくキャリアを伸ばして活躍する機会が与えられていると思います。
政府が外資系企業の誘致や優秀な外国人の雇用に積極的なため、ビザ申請も比較的容易である点や、治安が良く生活の利便性が高いことなどから、シンガポールでの就労を希望される日本人は今後も増加していくはずです。
以前は日本で5、6年就労経験のある日本人女性、20代後半から30代前半の方たちが大半でしたが、最近は多様化しており、海外留学をされている新卒の方たちもいらっしゃいますし、また駐在員の配偶者として来星した主婦の方たちも配偶者ビザではなくご自身の就労ビザを取得して、働かれるケースも多くなりました。
また、駐在員として赴任し当地で暮らしてみて、住み心地の良さを実感したため、帰任せずに現地採用として再就職する方もいらっしゃいます。
ビザの種類も現在はSパスやPEPなど、種類が増えていますので、ジュニアレベルからシニアレベルまで幅広く外国人が活躍する場が与えられています。
●企業の求める人材とは?
即戦力であることでしょうか。
新人教育やトレーニング制度は日本と全く同じというわけではありません。
業務を一から教えて育てるという発想は育ちにくい環境です。
よって同業種での経験が2~3年でも有るということを企業サイドとして求めることが多いのです。
新卒の方も仕事を選ばなければ、求人案件はあるのですが、それは将来のご自身のキャリアに結びつくかということをご本人が真剣に考えなければなりません。
また、語学は英語のコミュニケーション力が求められます。
●これから働く人へのアドバイスをお願いいたします。
具体的な就職活動の準備ですが、私たちへお問い合わせいただく求職者の皆様は、2週間くらいの当地(シンガポール)での就職活動期間を考えてこられる方が多くいらっしゃいます。
また実力のある方はかなりの確率でこの間に就職が決まるものです。
就職活動でシンガポールに来られる折には、大学の証明書、資格類などビザ申請に必要な書類は必ず揃えてきてください。
また、短期間でお話が進んでしまうことも多いですので、ご来星の前に情報収集をして、シンガポールで働き、生活していくという心構えをしっかりと固めてきてください。
入社後は、あえて日本人を採用する企業のニーズを考え、日本人としてどのように貢献できるかを考えると同時に、外国にいるということも忘れないことが重要です。
ローカルスタッフとのコミュニケーションを積極的に図り、ローカルカルチャーに適応していくことで、より業務がスムーズになることもあるでしょう。
シンガポールで仕事をし、生活をすることが、楽しめるか苦痛に感じるかもご本人次第だと思います。
●最後に御社のサービスについてお聞かせください。
スタッフサービス・シンガポールでは、「迅速で的確なサービス」をモットーに、日本人、ローカルスタッフの人材ご紹介のほか、エグゼクティブサーチ、パートタイムの派遣、通訳・翻訳ビジネス、ペイロールのアウトソーシングまで幅広いサービスを提供しています。
総合的な人事コンサルティング企業として、各方面から皆様のお役に立ちたいと考えます。
お問い合わせはいつでもお気軽にジャパンデスクまでどうぞ。
STAFF SERVICE SINGAPORE PTE LTD (現 ファロリクルートメント・シンガポール)の情報はファロリクルートメント アジアのウェブサイトから
(インタビュー ’07年12月)