【海外就職 シンガポール】日系企業で働くKさん(男性・40代後半)

シンガポールの日系メーカーの工場で生産・調達管理をされているKさんにメールでお話しを伺いました。

●なぜシンガポールで就職されましたか?

学生のころから漠然と海外で生活したいと思っていたのですが、なかなか機会が巡ってきませんでした。

大学を卒業して日本国内で就職したメーカーでは資材部だったので出張でシンガポールを含めアジア諸国に来る機会があり、その中でもシンガポールのインフラ、生活環境の良さを感じ、1999年にシンガポールで働くことを決めました。

●入社した会社は日本企業ですか?

はい、日本企業です。

●現在の仕事の内容について教えてください。

精密プラスチック部品を製造する会社で、生産計画、並びに部材の調達業務を担当しています。

毎日入ってくるお客さまからの注文書を基に各製品の生産数量、生産日を立案。

決定後、製造部門と調整し、稼働日の設定を行います。

基本的なリードタイムの取り交わしはもちろんあるのですが、いろいろな事情から短いリードタイムで受注する場合、どう生産日程を組みかえていくのかが難しいところです。

一方、予定した通り生産が進み、お客様の要求にぴったり答えられたときに喜びを感じます。

●(そのお仕事の)経験はありましたか?

生産計画に関してはまったく経験はなかったのですが、上司の指導、それから日々の経験を積み重ねるうちに大分、納得の出来る仕事ができるようになりました。

調達関連に関しては、今までの経験を活かせております。

●その前はどのような仕事をされていましたか?

展示・装飾業の会社でした。

日本本社は展示会業界の施工業者として最大手の会社でした。

シンガポールでは社員も全部で3名でなかなか思うような大きい仕事はできませんでした。

その会社で、基本的には管理者でしたが、繁忙時期には現場に行って施工の指揮、監督もしていました。

●就職が決まるまでの活動期間を教えてください。

人材紹介会社に紹介を依頼してから約2カ月、何社かの紹介を受け、一度の面接を経て採用されました。

●シンガポールで働くために必要なものは何と思われますか?

どこでもそうだと思いますが、現地の歴史と文化を理解、尊重することを忘れてはいけないと思います。

そのうえで、語学力、人と上手くコミュニケーションを取る能力は必要だと思います。

●現在どのような資格をお持ちですか?

自動車の運転免許以外は、ないです。

●過去に海外の経験はございますか?

長期では、大学生の時、アメリカで語学留学の為、9か月ほどいました。

それ以外では、短期の出張ベースでアジア諸国を巡った経験があります。

●休日はどう過ごしていますか?

ゆとりがあれば、走っています。

シンガポールでも最近マラソンブームで年にメジャーなレースが4、5回開催されています。

その準備のために走っています。

●シンガポールのどこが好きですか?嫌いですか?

好きなところは、暑いところです。

一年中、T-shirtでのんびり過ごせるところがいいですね。

嫌いなところは、昨今の物価の上昇ですね。

住居費の負担がかなり家計を圧迫しています。

●これからシンガポールに就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?

働いてみたいと思うなら一度来てみたらいかがでしょうか?

どこに行っても、いろいろ良い点と、悪い点があります。

人それぞれの価値観も違いますから、自分で来て、見て、経験して判断するのがよいと思います。

インタビューを終えて

シンガポールで働き始めたのは35歳、そして転職後に現在の会社で働き始めたのが42歳とのKさん。

一貫してメーカーの調達畑を歩んでいらっしゃいます。

特定の職種で個人のスキルを高めていたことが40歳を超えた上での転職に有利に働いたと思います。

すでにシンガポールの永住権もご家族で取られたそうです。

海外志向を持たれ、出張などで諸々の国に行く機会のあったKさんにとって、腰を落ち着かせて働く国がシンガポールだったのかもしれません。

今回はシンガポール国内でしたが、Kさんが多忙の為になかなかお時間が調整できずに、メールでのインタビューとなりましたが丁寧にいろいろとお答えいただきました。

(取材’10年2月)

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