都市国家シンガポールは渋滞対策のため、自動車の数を規制しており、その代わり公共交通機関がとても発達している。
料金も他の物価と比較するとかなりの割安感がある。
主な交通手段は、MRT(鉄道)・バス・タクシーである。
MRT(鉄道)
全部で5路線(東西線・南北線・北東線・サークル線・ダウンタウン線 2018年3月現在)あり、東西線・南北線の郊外路線以外は全て地下鉄として運行している。
シンガポールMRT路線図(LTA – Train System Map)
路線数が少ないため、比較的簡単に乗りこなせる。運賃は距離によるが$1~$2程度。
また郊外の新興住宅地にはモノレール型の鉄道「LRT」が走る地域もある。
EZリンクカード(後述)使用で割引される。
バス
バスは市民生活に無くてはならないものになっている。
島内にくまなく巡らされたバス路線は、路線数が多いこと、車内アナウンスが無いことで、初心者が乗りこなすのは少々難しいが、慣れてしまえばとても便利な公共交通機関である。
一部路線は国境を越えて隣国マレーシアのジョホールバルまでカバーしている。
運賃は$1~$2程度。
EZリンクカード(後述)使用で割引される。
EZリンクカード
バス・MRT共通の非接触型プリペイド乗車カード(Suica・PASMOと同じ)。
定期券がないシンガポールでは、このEZリンクカードが通勤・通学に使われている。
EZリンクカードを使用することで割引運賃も適用される。
初回購入は$12(運賃$7、カード代$5)、MRT駅の窓口で購入できる。
運賃の追加は駅の窓口・券売機、セブンイレブン(要手数料)等で可能。
タクシー・配車サービス
シンガポールではタクシーが庶民の足として日常的に使われている。
その理由は運賃の安さ。初乗りは$3~$4程度(車種によって異なる)。
空港から都心へも$20前後(日中)で行ける。
急いでいる時、大きな荷物を持っている時に気軽に利用できる。
流しのタクシーは手を挙げれば停車するが、都心やショッピングセンター等ではタクシー乗り場から乗車することになっている。
時間帯、乗降車地点等によって追加料金が加算されることがある。
最近は、Uber、Grabといった配車サービスも増加、アプリをインストールすることで外国人も手軽に利用できる。
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