アジオシ企業訪問 ~カムアップジョブ~ 前編
2013年の創業より順調に業務拡大を続けるCamUpJobCenterのカンボジア・プノンペンのオフィスに加藤社長を訪ねました。
*オフィスへの行き方はこちらのページをご覧ください。
この数年で様変わりしたプノンペン
●地元にオフィスを持つ貴社から見たカンボジア(プノンペン)の今後は?
特にプノンペンの市街地を考えて見ますと、この数年で高いビルが多く建てられ、街中には日本語の看板も見かけることが多くなりました。
カンボジアに住む日本人は3,000人を超え、中国人の10万人・韓国人の1万人と比べるとまだまだ少ない数ですが、ここ数年確実に増えてきています。
また、昨年は日本との間を全日空の直行便が就航し、それに伴い出張者の数も確実に増えました。
まだまだ他国と比べて、就労ビザ取得の規制が厳しくないカンボジアです。
求職者の方も、東南アジアの別の国からのご応募・お問合せもいただける様になってきました。
これからの発展と外国人を含めた雇用の拡大が広がっていくと思われます。
非日系企業の日本人求人にも注目
●最近の日本人の求人傾向はいかがでしょうか?
現在カンボジアは、建築関係・マイクロファイナンス(金融)関係が国の経済を引っ張っていますが、経済のすそ野も徐々に広がり、色々な分野で人材が必要となってきています。
様々な場所で日本人が関わる仕事の機会も増え、給与も底上げ傾向であるのも事実です。
そういう中、過去は20代後半から30代前半という日本人に求人が集中していましたが、より上の年代の方々への雇用の広がりが見られます。
つまり、以前よりも求められる人材の年齢の幅が広がってきています。
そういう中、私どもとしては、日系企業のみならず非日系企業で日本人(日本語)の人材が必要な会社に対しても、積極的に人材をご紹介できるように顧客の掘り起こしを図っているところです。
2017年には、新たなオフィスに移転計画
●今後の貴社の展開をお教えください。
先にお伝えしました非日系企業へよりアプローチしていくという営業上の方向性とは別に、弊社のオフィスの移転が決まりました。
創業以来こちらのビルの集合オフィスを利用して、当オフィス内での利用部屋の拡大をしてきましたが、このビルもプノンペンの発展の象徴とも言える再開発の対象となり、ビルの建て替えが本決まりとなりました。
移転場所は今のオフィスの近くですが、集合オフィスを離れ、自社単独のオフィスとなります。
よりよいサービスを皆様に提供する為、より効率的なオフィス環境を整えていくいい機会だと捉えております。
<CamUP Job Centerの沿革>
2013年6月 T.A.G Job Center Co., Ltd.として設立、人材紹介事業開始
2016年2月 CamUP Job 通信発行開始
2016年6月 法人名をCamup Job Center Co., Ltd.に社名変更
2016年7月 現地日本人商工会に加入
2016年9月 ローカル求職者累計登録者数20,000人突破
2016年10月 王立プノンペン大学での就職セミナーを実施
2017年2月 日本人求職者累計400人突破