シンガポールの就労ビザ「EP」の最低給与値上げ
2020年5月1日の申請から、シンガポールの就労ビザの1つ「エンプロイメントパス」(EP)の最低給与額が値上げ、申請に必要な最低給与は$3900になりました。
この$3900の最低給与はシンガポール政府が分類した大学区分で最優秀な大学を卒業した新卒者(23才)がエンプロイメントパスを申請した際に必要な額です。
シンガポールのエンプロイメントパスの最低給与額は卒業大学・年齢の2つの要素で決まります。
若く優秀な大学を卒業していれば低い最低給与額でエンプロイメントパスを取得できます。エンプロイメントパス取得のハードルがそれだけ低いと言えます。
一方、年齢が高く評価の低い大学を卒業している場合、エンプロイメントパス取得の最低給与が高くなります。その差は最大約2倍にも達するため、採用の可否にも影響を及ぼします。
具体的な給与額例はシンガポールの日系人材紹介会社JACリクルートメントのお知らせも参考にしてください。
新型コロナウイルスの影響でシンガポールの雇用情勢も不安定な中でのエンプロイメントパス最低給与値上げは、求職者には向かい風になりそうです。
シンガポールの就労ビザ制度の詳細はこちらのページでご紹介しています。
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