【マレーシア情報】マレーシアでの新型コロナウイルスワクチン接種について
マレーシアでも、新型コロナウイルスワクチン接種の申し込みが始まりました(首相がワクチン接種を2月24日に受けた国内第一号)。
今後は、国内滞在外国人を含めて、来年の2月までに3段階に分けて、順次接種が実施されます。
要点と今月の時系列をご確認ください。
マレーシアの新型コロナウイルスワクチン接種
ワクチン接種の申し込み 3月1日から開始
アフマド・アムザド科学技術・イノベーション副大臣は2月22日、新型コロナのワクチン接種の申込みを3月1日から開始すると述べた。
*登録が前倒しされて、既に63万7000人が登録
登録前倒し アプリでのワクチン接種申込に1日で63万人超
保健省は2月25日、新型コロナウィルスのワクチン接種の申し込み登録が1日で63万7000人が登録したことを明らかにした。当初、3月1日からの登録としていたが、前倒して24日に開始。外国人を含める一般人の接種は5月以降。
以下時系列にて
最初の国内向けコロナワクチン 2月26日にも到着
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は、最初のマレーシアへの導入分が2月26日にも到着するとの見通しを示した。到着分は米ファイザーが独ビオンテックと共同開発したワクチン。
首相 3期のワクチン接種プログラムを発表
ワクチンプログラム3期に分けて実施。
1期目は2月終わりから4月にかけて、医療関係者ら50万人を中心に。
2期目は4月から8月まで、高齢者や障がい者、感染がしやすい持病などをもっている人など感染リスクの高い人を中心に。
3期目は5月から来年2月まで、18歳以上のマレーシア国籍を対象に。
政府、接種プログラムへの外国人参加を容認=無料で接種
政府は2月11日の閣議で、新型コロナウイルス対策ワクチンについて、マレーシアへの居住権の有無にかかわらず、無料での接種を進めると明らかにした。
首相 国内の外国人にワクチン接種の登録を促す
ムヒディン首相は2月16日、「新型コロナ国家免疫プログラム」のガイドブックと公式サイトのオンライン上で外国人へのワクチン接種の登録を促した。
マレーシア向け最初のワクチン、KLIAに無事到着
新型コロナウイルス対策用ワクチンについて、最初のマレーシアへの導入分が2月21日午前10時過ぎ、クアラルンプール国際空港(KLIA)に無事到着。
ワクチン接種証明書を発行へ 域内でも有効文書作成も検討
新型コロナウィルスのワクチンの第1段が2月21日にマレーシアに到着したことを受けて、アダム・ババ保健相は同日にワクチンを受けた人に対して証明書を発行する方針であると述べた。
ワクチン接種プログラム開始 第1号は首相
新型コロナウィルスの接種プログラムが2月24日午後から始まり、ムヒディン首相が最初の接種を受けた。
発令されている活動制限令(MCO)の現状(2月25日まで)
クアラルンプール連邦直轄区、スランゴール州、ペナン州、ジョホール州の4地域は、再々延長にて3月4日までMCOが延長。
以下2月の動きを時系列で確認。
MCOを18日まで延長
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は2月2日、現在発令されている活動制限令(MCO)をサラワク州の一部を除き2月18日まで延長すると発表。
MCO 4地域で3月4日まで延長
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は2月16日、全国に発令されている活動制限令(MCO)を4地域のみ延長と発表。
MCO・・・・・・クアラルンプール連邦直轄区、スランゴール州、ペナン州、ジョホール州
条件付き活動制限令(CMCO)・・・・・・連邦直轄区(プトラジャヤ、ラブアン島)、ヌグリ・スンビラン州、マラッカ州、ペラ州、パハン州、トレンガヌ州、クランタン州、サバ州
回復のための活動制限令(RMCO)・・・・・・ペルリス州
標準運用手順(SOP)は随時改定されているため、必ず最新の情報をご確認の上、行動するように注意が必要です。
情報提供:桜リクルート社マレーシア / Mega Global Media (M) S/B