東南アジア主要国の在留邦人数 2021年10月実数~外務省統計より~

外務省から2021年10月時の在留邦人(日本人)数が発表されました。

東南アジア主要国の在留邦人数

タイ
82,574人 (+1.7%)
シンガポール 
36,200人 (-1.1%)
マレーシア 
27,256人 (-12.0%)
ベトナム
22,185人 (-5.3)
インドネシア 
16,539人 (-9.1)
フィリピン 
15,728人 (-7.4%)
カンボジア 
4,502人 (-11.0)
ミャンマー 
2,849人 (-15.4)

外務省統計の国別邦人数によると、東南アジアには「国別在留邦人数上位」20位以内の国が複数あります。
これは前年と変わらず、タイ(4位)シンガポール(11位)マレーシア(12位)ベトナム(14位)インドネシア(16位)フィリピン(17位)です。

ただ、今回は多くの国で在留邦人数の減少がありました。

これは、新型コロナパンデミックの影響による帰国者の増加と就労ビザの新規規制による入国者減少によるものです。

タイのみ増加傾向ですが、それも過去の大幅な伸びと比べるとほぼ横ばい。
日系企業の確固たる生産基地として、バンコクにおける日系サービス業の根強い需要によるものだと考えられます。

シンガポールは微減ながらほぼ横ばい。
国の迅速なワクチン政策と医療の充実による安心感に加えて、駐在員とその家族が在留邦人の多くを占めることも微減に終わっている原因だと思われます。

マレーシアは、新型コロナ下による規制強化などで、ここ数年の在留邦人急増の揺れ戻しがきたようです(12%の減少)。また、ミャンマーはクーデターの影響も相まって、大きく在留邦人数を落としています。

ワクチン接種を前提に各国が入国措置を緩和する傾向の2022年、東南アジア諸国は再度在留邦人数が上昇するのではないか?と考えます。

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