ジャカルタ市内は交通渋滞がひどく、雨季の場合はさらに拍車がかかり、1時間以上動かないことも珍しくない。仕事での外出にはドライバー付きの社用車で移動するか、タクシーを利用する場合が多い。
ジャカルタ名物のバジャイ(青色の三輪タクシー)もあるが、安全の為には通常のタクシーを利用したい。
公共交通機関としては、路線バスや電車もあるが、日本人が利用することは少ない。
電車は、近距離路線と長距離路線がある。渋滞回避のため、近距離路線の電車で通勤するインドネシア人従業員も少なくない。
利用しやすい公共交通機関としては、トランスジャカルタと呼ばれるBRT(Bus Rapid Transit)。
2019年にMRT南北線の一部が完成した。
今後路線の充実に伴い、MRTを利用する人も増えてくると考えられる。
ジャカルタ都市高速鉄道(MRT南北線 第1期区間)
2019年にジャカルタ都市高速鉄道(MRT南北線 第1期区間)が開通。
13駅(7駅高架、6駅地下) ジャカルタ南部(レバブルス Lebak Bulus)~ジャカルタ中心部(ブンデランホテルインドネシア Bundaran Hotel Indonesia)
バス(トランスジャカルタ)
ジャカルタ市内の道路にもうけられた専用バスレーンを走行するバス。専用レーンを走るので渋滞でも比較的時間が読みやすいのが利点。
また路線やバス停も目立ち、分かりやすい。
料金はRP 3,500
前方は女性専用エリアとなっているので、女性一人で乗る場合はなるべく前のほうに乗ること。
出入り口に係員が同乗しているが、バス内でのスリ被害の報告は少なくない。
また停留所に向かうための歩道橋でもスリには注意が必要。
タクシー
安全なのはブルーバード、シルバーバード、エクスプレスと言われている。初乗りがRp.7000からとなっていて、主要なビルやショッピングモールにはたいていタクシースタンドがあるので便利。
英語は通じない場合が多い。流しのタクシーも拾えるが、ジャカルタに慣れないうちはタクシースタンドから乗るか、ビルの警備員に頼むのが無難。
バイクタクシー(オジェックなど)
運転が荒いのでおすすめできないが、渋滞で急ぐ場合には便利。ただし料金は交渉制なので、行き先によってはタクシーより高い金額を要求される場合もある。
ヘルメットのロゴなどが目印。
ジャカルタの交通に関してはJICAのホームページも参考にしたい。
https://www.jica.go.jp/project/indonesia/004/transport/
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